2012年01月23日

ヤマノジャズ祭&雪の週明け

鎌倉ピクニックの翌日からあらまあ、雪模様。

週末は今お世話になっているヤマノミュージックサロンの生徒さんのボーカルコンサートで世田谷区民会館へ。

私はトリオで伴奏をすることになり、1日20名のリハーサル、そして本番と朝から音楽漬けの2日間。

何より印象に残ったのは歌いきった後の生徒さんの清々しい笑顔でした。
1曲、5分ほどのステージのためにお正月返上で練習してきたのでしょう。リハーサルの時にはちょっとずれてしまう人あり、声が上ずってしまう人有り。でも本番はみんな堂々とした歌いっぷり。人って不思議な力を秘めているのを再確認しました。

1曲を命かけて歌う。
毎日演奏活動しているとふと忘れそうになってしまう、でも音楽を演奏するのに最も大切な力を思い起こさせてもらいました。

私のクラスの生徒さんも5人、出演してくださったんですが、今まで発表会は未経験でいきなりホールコンサート
私のほうが心臓口から飛び出しそうだった。
でもみんなすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。

写真はこちら

両日とも生徒さんの発表会の後に講師の演奏があり、私も2日目の最後に演奏させてもらいましたが、ずっと生徒さんの伴奏、というある意味最も高度な技術を要求される現場から開放された「ジャズミュージシャン」の素顔がみられてとても楽しかった!

音楽って人生にとって素晴らしいものだよね、と思い起こさせてくれた貴重な2日間でした。

明けて月曜日はミントンハウスで古川奈都 子vs 海付豊&佐久間和 「兄弟仁義」トリオ。
雨が途中から結構な量の雪に変わり、少し早めに終えたライブでしたが、こんなお天気の中、たくさんの方に来ていただき本当にありがとうございました。
雪が強くなったら終わらなきゃね、なんていいながらやった演奏は集中力が違うのか、一音一音に魂こもったスイングでした。

1曲、命かけて演奏。
今週の(ずっとだ〜)命題です。
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

冬の鎌倉:渋い名刹 海蔵寺と葉野菜

静かな山道と 暮れに美味しい葉野菜の並んだ市場が恋しくなり、鎌倉へ。

薄曇りだけど寒さは少し緩み、ハイキングに最適なお天気。(今日雪じゃなくてよかった!)

小学校のころ遠足でよく歩いた道を久しぶりにのんびり歩く。
鎌倉西口からトンネルを抜け、佐助稲荷へ上る。途中から坂道が急になり、ぐるりと山に囲まれているのが体感できる。

わ〜、きつね、きつね、きつね、で生身のリス。こちら、外来種の台湾リスなので餌をやって増やさないように、とのこと。可愛い、だけじゃすまないのね。

そこから尾根のハイキングコースに出て、銭洗弁財天へ。こちらはザルにお金を入れて洗う、お参りアトラクションが好評のようで大賑わい。小学校のときはここには来なかったなあ。お金増えろ、って声にだして言うことにはまだちょっと抵抗のあった、今は昔。

懐かしいお弁当スポット、源氏山公園を抜け、化粧坂の切通しを下る。ほんの短い間だけどしっかり山道。ハイヒールじゃぜったい下れない。
下り切ると風情のある民家の間を抜けていく。陶器窯の煙突から煙が昇り、茅葺屋根の残る建物と新しい家が、生い茂る植物に囲まれて穏やかに調和している。雑多で無秩序な住宅街ばかり目にしていると、こういう風景には目が洗われる感じがする。鎌倉に住みたい、という人によく会うけれど、ここを歩いているとなるほど、と思う。

ここから、少し奥へ進み、海蔵寺へ。このお寺は、初めて、(だと思う...小学校のころはお寺は全部一緒に見えたから断言はできないけれど。)

少し離れたところから見る門、本堂、その後ろに広がる山すそ。思わず足の止まってしまう、平和で美しい一枚の絵。
冬らしく、鮮やかな色彩は赤い木の実と水仙の花だけで、薬師三尊像のあるお堂もうっすらとした電気で照らされているだけ。
人工的な気配が極力押さえられて、静寂のなか、風が木を渡る音がかすかに聞こえる。

時計が止まったみたい。こういう静かな時間、ちょっと忘れていた。

たくさんの情報、たくさんの選択肢。素晴らしいことだけれども、どこからも何も入ってこない、そんな時間が心の穏やかさには必要。

その時間をこんなに美しい風景と、静けさで与えてくれるお寺って、すごいなあ。

ここで風景をカメラに収めている方に出合った。
「Landscape KAMAKURA」 というサイトに、鎌倉の四季折々の美しい風景・風物の写真と鎌倉の名刹ガイドを載せていらっしゃる。

鎌倉を体感できる素敵な写真ばかりなので、ぜひ訪れてみてください。

頬がちょっと冷たくなったところで駅前へ戻り鎌倉市場へ。
http://www.kanshin.com/keyword/395358

4時近くなっていたせいか、暮れよりは出ているお店も種類も大分少なかったけれど、ルッコラの大束や特大のカブ、わさび菜、根ごとの春菊など、なかなか出会えない野菜たちを買って豊かな気持ちで帰途に着いた。

このちょっと癖のある葉野菜、ブリと一緒にしょうゆ味の鍋にするとすごく美味しい。焼いたねぎも入れてね。
そんでもって冷えたビールとアヤちゃんに貰った焼酎伊佐美....

鎌倉バンザーイ  冬もお勧めです
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

年初の気合 今年は、書きます

1月も半ば、月日は百代の過客、なんて嘯いているうちに1年の24分の1が過ぎました。

ざっくり振り返ると、去年は今ひとつエネルギーが足りなかった、というかエネルギーの持って行き場がわからなかった年でした。
自分の手ではどうにもできないことをあれこれ考え出すと足が止まってしまう、悪い癖が出たようです。
音楽もあまり耳に入らず、気がつくとぼけっとテレビを見ている。やだなあ。
こういう時期には本当に筆が進まない。1年間、書きたい気持ちにならなくて困りました。

そんな自分の尻を蹴っ飛ばすべく、今年は書きます。絶対。とりあえず月曜日、どんな状態か予想がつきませんけどその時なりに書いてしまいます。そんなときもどうぞ気を悪くせず、お付き合いいただければ幸いです。

今年もよろしくお願いいたします

1st & 2nd week 2012_________________

お正月、静岡に引っ越した父に挨拶に行きたい、と連絡をしたら「引越しの荷解きが終わってないので来てくれるな」とのこと。世間の父親は娘が尋ねてくるのは何をおいてもうれしいものだと思っていたのはどうやら勘違いだったらしい。この年になると娘なんてもんでもないのか。まあそういうあっさりな親子関係が小気味いいといえば良い。

というわけで、ダンナの実家は歩いて10分故すぐに年初の挨拶もでき、毎年のごとく元旦にやっと年賀状を書き、今年は5日間のんびり、と思っていたら4日目に喉の重ーい風邪。
正月の川崎競馬場で冷えたのか、はたまた年末の忙しさの後、気が緩んだのか。(どっちもだ)
よくもならず、悪くもならずの1週間、たまらず耳鼻科に行って薬を貰ったら、翌日からケロリと症状が治まった。
皆さんも、今年の喉に来る風邪は薬がよくきくので早めにご通院のほど。

かすれ声に鼻水たらしながらもお正月、よく動き、よく遊び、よく語り、よく笑い。
ジャズクラスの生徒さんたちとの2日続けて飲み会あり、この1年もうイクラはいらない、というほど豪華なイクラパーティーあり。
暮れにはあまり飲んでいなかった酒もこのときばかりは賀茂鳶などとかっこいい名前の日本酒に、鹿児島のトランペッターから送られてきた伊佐美、ビールにホッピーと、あほか、というほど飲み、年末に入手したハーブアルパートのレコードなどかけながら、わいわいとやりました。

そのうちぼちぼちライブも始まり、何とか風邪も治り。
(お客さんKUROさんは喉のトラブルは年末から年始にかけて急に増えた空気中の放射性セシウムが関係あるのではないかと。この方、植木を扱う仕事なので、おっしゃることに説得力があってちょっと怖い。とはいえどうしたらよいものか。とりあえずマスクなんかしてみてます。)

サムズのマルディグラ祭でブラスバンドをやりたい、と由理嬢に相談したら、そんなもん、簡単にできるもんじゃ有りませんと叱られ、その通りだと納得し、若い(大学現役生だもーん)Centennial Brass Bandをスカウト。やった!さらにニューオリンズでレコーディングをできないか、という相談が舞い込み、気分はすっかりアチラであちこち相談をしているあいだにこのところ急速に足が弱ってきた
ダンナ の父親が転んで怪我.....

年が明けて2週間でよくもまあ、こういろんなことがあるもんです。
人生の最大の苦痛が退屈だ、というなら私の毎日はバラ色。しかしバラの香りで少々窒息気味に始まった(これも毎年のことだけど)2012年。目下2/10のマルディグラ祭をどう楽しくするか、そのことで頭が一杯。

今年最初のお祭りMardi Gras In Yokohama。気合入れて準備中ですのでどうぞよろしゅうお願いします
前日のハブ浅草店もMardi Gras Weekですよん。


それでは本日はこれにて。
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2011年12月29日

Saints &名取 アメフト快挙2つ

26日のNFLマンデイナイト、New Orleans Saintsが地区優勝を決め、
クォーターバック(QB)ドリュー・ブリーズが
ダン・マリーノの持っていた シーズン最多パス獲得ヤードのNFL記録を更新した
5,087 ヤード) yeah!

かたや11/20に国技館で行われた高専ロボコン(ロボットコンテスト) ロボ・ボウルでは3.11で津波と地震の大被害を受けた宮城県名取市にある仙台高等専門学校・名取キャンパスが優勝!! 
閖上のみなさん、おめでとうございます


どちらも胸のすくようなタッチダウンでした


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2011年10月02日

2ヶ月遅れの花火で始まった10月

10月の初日、震災の影響で8月から延期になった多摩川の花火大会に出かけた。
始まりの6時ちょうどに会場に着いたが、夏に比べてずっと空いていて、桟敷席のはしっこに席をとることができた。
アナウンスや音楽、いつも見られない仕掛け花火も楽しめた、爽やかな風の中の花火大会。
花火ってとてもいろいろな感情や風景を呼び起こしてくれる、っていうことに改めて気づいた
花火大会のフィナーレみたいに盛りだくさんになっちゃった先月、すこしのんびりと歩こう、と思っていた10月の初日にぴったりの夜
http://k-kankou.jp/pdf/hanabi/hanabi01.jpg

今日は広尾プラザで演奏。
聞いてほしい、って思いすぎないほうが人が近づいてきてくれる、摩訶不思議なのか心の真理なのか..
NYから戻ってきた友達や、近所の大好きなパンやさんのご夫婦が聴きにきてくださった。

帰ってTVをつけ、閖上町のドキュメンタリーを見た。
6人にひとりが亡くなった、閖上町。演奏をしたまちカフェ前の道路は一番たくさんの犠牲者が出た場所だった。重い事実。でも犠牲になった方がきっとつぎに誰かを守ってくれる。私たちが笑顔を取り戻せるのもそのお陰。

◆仙台の3日間の日記を http://atalk.seesaa.net 9/17-19 にフォトアルバムとともにアップしました。閖上のことも。
posted by Alligator Natsuko at 22:54| 神奈川 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 日々徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月19日

閖上まちカフェ 奇跡のカーネーション

明け方から小雨が降り、空気は急に秋になった。

楽しかったキャンプ場をあとに閖上町へ向かう。町の中心が津波で流されてしまったという閖上。どんな人がどんな思いで集まってくれるのかしら..霧雨の天気のように、気持ちに霞がかかったよう。

名取のインターチェンジを出ると、道こそ片付いているが、道の傍らに船がうちあげられたままになり、逆さの車も目に入ってくる。窓のない家、人気のない小学校。お寺の本堂は柱だけが残り、裏手の墓石はめちゃめちゃに折り重なっている。目抜き通りや海沿いの住宅だった場所にはほとんど家はなく、ところどころに基礎が残るだけだ。瓦礫を処理するショベルカー、そこここに作業中にまた津波が来たときに避難するための築山が作られている。もとの町がどんな形だったのか、おしはかるすべもない。

町の中心にむかう大きな歩道橋を過ぎるたところに「まちカフェ」はあった。特別頑丈そうには見えない木造の集会所。部屋の中には方の高さを越えるあたりに水の後がくっきり残っている。それでもこの建物はこの場所で持ちこたえた。

集まってくれた人はすぐ裏に家は残ったけれども住むことができないというご一家、実家がこの町にあり、お母さんを津波でなくした方、ハマボウフウを増やす活動をしていたけれどももうそれもできない、代わりに閖上の復興を目指す、という方、当然全く被災していない人はいない。

そんな中だけれど、ピアノを運び、コーヒーが配られるとだんだん空気が和んでくる。
頼むね、音楽のチカラ。
Over the Rainbowや When You're Smilingがいつもと違う意味を持って響いてくる。
「あなたが微笑むと世界があなたとともに微笑む」 
笑うことなんてできる?そういう時間を乗り切ってきた被災した方の笑顔の持っている想像を超えた力。
今この歌はその力にエールを送る、応援歌。

What a Wonderful Worldをリクエストされて、ああ、こういう曲を皆さん、受け止めてくださるのだと思った。
光に向かって手を伸ばす、本能のような力。音楽とともに笑い、涙する心。
手拍子をし、体をゆらし、時に涙ぐむ皆さんの姿を見ていたら私も涙が出てきてしまった。
そして心にかかっていた霞が晴れて驚くほど澄んでいくを感じた。
勇気をもらうのはいつもこちらのほうなのだ。音楽を楽しんでくださった皆さんに心から感謝します。

演奏後、近くの生産者の方がカーネーションの大きな束を届けてくださった。「あまりいいのじゃないんだけど」照れ笑いをしながら。塩水で多くがだめになってしまったなかで町の復活を象徴するように咲き続けるカーネーション。なんていとおしい。

帰りがけにかけてもらった言葉
「私の歌でこんなに元気になった、という町の姿をまた見に来て下さい」 
はい。また必ず皆さんに会いに来ます!

カーネーションはその後2週間、元気に咲いている


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2011年09月18日

元気な仙台@びすたーり&campalive

予想外の蒸し暑さで思わず早起き。日差しは全くの夏真っ盛り。

お世話になったナカジ邸でナカジ手作りの玉子焼きの朝定食をいただき(お嫁さんに来て欲しい?甲斐甲斐しさに感激です)、2年前にも演奏をした長町の「びすたーり」へ。無料で行っているランチコンサートということで演奏の時にはお客さんがいっぱい。
このお店の「主」ともいえるベーゼンドルファーのグランドピアノ。地震の揺れで建物の壁や天井が落ち、中身こそ無事だったものの、蓋はかなりの損傷になってしまったものを直したとのこと。ありがとうございます。よかったね、ベーゼン。
親子で同じ誕生日、というめでたいバースデイもあり、とってもアットホームな空気でした。ベーゼンを弾くにはちょっと寝不足だったのが心残り...。

終わって蔵王のえぼしスキー場で行われているChoponzのCampaliveに移動。

昨日から気になっていたのだけど、高速道路の出口の混雑が尋常じゃない。近づくと、ETCレーンはガラガラでみんな被災地の高速無料措置を利用するために一般レーンに並んでいる。普通に出たら1時間はかかる列。被災してる人のストレスったら尋常じゃないでしょうに.....。
行政さん、これ、なんとかなりませんか!ETCなんて、車体番号だって認識できるくらいなんだから、何かうまい方法が考えられそうなのに。どうせ悪用を防ぐ、ってお題目なんでしょうが、それを防ぎつつETCが使えるように、知恵しぼってほしい。

ともあれ私たちはETC利用なのですすっと通過、夕暮れ時に会場に到着。山に入って少し気温が下がったとはいえ、2年前の同じ時期にフリース、羽毛の帽子だったのがウソのよう。日が落ちても半そでのままでOK。
2年前はソウルツアーから成田に戻り、そこから直行で演奏、という超ムチャなスケジュールだったけど、今回はナカジの計らいでオーディエンスとして参加させてもらい、ゲレンデでで宴会をしながらゆるゆるとライブを見て、一晩の宿をお借りする、という贅沢かつ心地よきひととき。昨日のちょっとしみじみした夕暮れから、一転、空の下の大宴会。夕闇のゲレンデに響くライブの音色は本当に心地よかったです。

と、Mooneyさん登場!Mooneyさんも「あれ?どしたの?」まあ、いきさつはともかく「一緒にやろうよ」
ニューオリンズばりのシンプル&easyな展開がすごくうれしい。
一緒に来ているAndyや他のバンドのメンバーも一緒に、Mooney Worldはハッピーに盛り上がりました。お客もいいけど、やっぱりちょいと演奏したくなるもので、いや、楽しかったな。

びっくりしたのはAZUMIさん(ソロでギターを弾き語る、っつーか叫ぶ)の「一弦ギター弾き語り」 
この動画の7分15秒目のテンションでずーっとやってた。すっげー。
http://www.youtube.com/watch?v=hm4jpleNCJI
”入り”すぎて曲が終わって顔を上げたら誰もいなかった、ってこともあったそうな。

ニューオリンズスタイルのブラスバンドも出てきた。夜中だったせいなのか、珍しくテンションの低い入場パレードが印象的(slowのJust a Closer,って葬式じゃないんだから)。踊ろうと思って用意した傘は開けずじまいだったけど最北端のニューオリンズブラスバンドの今後の活躍に期待しましょ。

こうして夜は更けてゆくのでした。
お昼から始まって夜中まで26のバンドが出演というなんとも壮大なキャンプ&ライブ
他にもあれこれ個性的なバンドが出ていたけど、みんなアコースティックなサウンドで、ともかく気持ちよく飲めました。

いや〜、毎日こんなんだったら人生サイコーね
皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました

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2011年09月17日

仙台へ。キャンドルの絨毯@リレーフォーライフ

まだまだ夏の天気。でも明日の晩は蔵王のスキー場に泊まるので、フリースなど詰め込む。いや〜ん、触りたくないよお!

東北道はちょこちょこ混んではいたけれど那須高原SAで美味しいポークカレーにありつき、快適に午後5時、富谷町役場到着。

一人の医師が「癌患者は24時間戦っている」ことを知って欲しいと、24時間走り続けたのがルーツ、というリレーフォーライフ(RFL)。役場の庭をチームを組んだ人たちが1周ごとにスタンプを貰いながらゆったりと歩いている。ここで今回お世話をしてくれたナカジと合流。彼もリレーウォークに参加して歩いていた。静かな、穏やかな空気が流れている。

程なく日が傾き、空が紺色に染まると地面に置いたキャンドルに順次点燈していく。私たちもお手伝い。全部に火がともるとそれぞれがメッセージを形作る。RFLのコンセプトは「HOPE」。他にも「十三夜」「絆みやぎ」などの文字が暗闇に浮かびとても幻想的。人の声と歩く音だけが静かに光の中に響いている。
富谷町では来月にさらに大きなルミナリエを行うんですって。そちらにも来てね、って誘われました。惹かれるな〜〜。

そのころからステージでは若いDuoのシンガー、フラダンスグループのダンス、ストリートダンス:GAMBOなどがパフォーマンス。GAMBOの男性ダンサーのダンスがとても印象的だった。彼は「メッセージは特にこめていないんです。体の動くままに踊っています」と言っていたけれど、その動きがすべて祈りのようだった。

その後ステージ上でセレモニー。誰も座っていないテーブルと椅子、テーブルには一輪の花、キャンディボックス。がんで亡くなった方、がんと闘う方への祈りの時間。
母もきっとここに来ている。そして「こっちのワンピースのほうがいいわよ」なんて、おせっかいを焼いてくれてるに違いない。
こうしてここにいると彼女と過ごした最後の時間が走馬灯のように浮かんでくる。でも彼女の新しい世界の友人もきっとみんなここにいるんだろうな、と思えて悲しさは不思議とちょっぴりだった。

8時から、歩き続ける人を前にうみちゃん&ナカジ(ベース)と演奏。途中立ち止まって一生懸命聞いてくれる女性がいた。
ここにいる人はみな自ら癌を持っているか、家族に癌の人がいるか、もしくは家族を癌で失った人たち。私も母の事を少し話し、それでも希望や、明日や、青空や、笑顔はいつも私たちの隣にある、そんな歌詞の歌を歌った。
自分の声がキャンドルに包まれて優しく山に吸い込まれていく。
What a Wonderful World。
いつかは私もこのキャンドルのひとつになるのかな。それなら素敵だな、って思った。

ツアーのフォトアルバム
https://picasaweb.google.com/alligator725/20119?authuser=0&feat=directlink

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2011年08月30日

章子ちゃん、ありがとう

大切な友人だった永田章子ちゃんが21日亡くなった。

パートナーの充康君のことが、彼のドラムが大好きで、いっしょにいるとそれがじわ〜っと伝わってくる。いつも充康君のちょっと後ろに立って、ニコニコと笑顔で。ひかえめだけど心の中に強くて大きな愛情を大切に持っている、とってもとっても素敵な女性だった。

充康君も彼女のことを章ちゃん章ちゃんと呼んで彼女の話をすると子供みたいにうれしそうで。私は本当に仲良しの永田夫婦が大好きだった。

いつも充康君に会うたびに「章子ちゃんは元気?」と尋ねていたのが今年の初め、彼が返事をするときに少し口ごもった。実は、調子がわるいんや、と病名を聞かせてくれた。私は絶句して立ち尽くしてしまった。

夏の三重ツアーに参加した充康君のドラムは、何かを慈しむような、たとえようも無いくらい優しく、美しい音を出していた。その美しい音に耳を傾けながらも、どことなく胸がさわいだ。

それから、関西に行ったときになんとか会いに行きたいと連絡をとったけれど、彼女の体調は思わしくなく、ついにかなわなかった。
やっと会えたのは亡くなった翌日、彼女が家に帰ってきた後だった。

苦しい闘病だったはずなのに、章子ちゃんはいつも会うときと変わらない穏やかな表情で微笑んでいた。
充康君と話をしている間も、ふと起き上がって話しに加わってきてくれそうな。

旅立つ時にその人の人生が凝縮する、と聞いたことがあるけれど、章子ちゃんの表情は、たくさん愛して、たくさん愛されて、たくさんの幸福を感じて生きてきたのよ、と語ってくれているようだった。

涙が後から後から出てくるのだけれど、悔しくて、寂しくてどうしようもないのだけれど、彼女に心を癒されているのが不思議で。

もっとたくさん話したかったことがあったのに、とても心残りだけれど、大切な時間を一番好きな人と大事に大事に過ごしたのだと聞いて、心の波がすっと消えた。

章子ちゃんに会えて、彼女のように人生を、人を慈しむことができるんだ、そういう幸せがあるんだ、ということを教えていただいた。

青く澄んだ空が、又今までよりもっと まぶしく、清々しく、幸せに見える。


最後までお互いに慈しみ合っていた二人のブログです。読むと涙が止まらなくなり、その後心の中が暖かくなります。

http://blog.michiyasunagata.com/

http://ameblo.jp/goody-love

章子ちゃん、本当にありがとう。又いつか会える日が来たら、たくさんたくさん、お話しましょうね。それまでどうか安らかに。
posted by Alligator Natsuko at 14:16| 神奈川 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月17日

お盆はビールでデトックス

いや〜お盆の前後、強烈に暑いですね。8月に入ってようやく声の出なくなる夏風邪から開放されました。やれやれ

関内ホールで行われたジャムコンサートでは指導したワークショップがトリを勤め、Highway To Heavenの大合唱、遠くで雷雨のとどろく福生の七夕ではJesse Jamesの34周年を賑やかにお祝いし、早めの墓参りを済ませ、夏祭りみたいなHub、Obsoundsのライブ、そして盆休み。

P8140010.JPG久しぶりに画亭瑠屋のご主人と飲みましょう、なんて話をしていたら、生麦の麒麟ビール工場見学ツアーを予約してくださいました。さすがバーのご主人、この時期でもちゃんと予約がとれちゃうのが凄い。

16時からの見学ツアー、とはいってもお盆なので生産ラインは停止中。ほとんどの場所でビデオでの説明でまじめに見学したい人にはちょっとばかり物足りないが...実のところ見学が目的の人は今日はいないようで。

そうです!「試飲」! 目的はただひとつ、出来立てのビール。(あたしたちだけ?)

お姉さんが「この工場で作っているビールは一番絞りとラガー、、今日はそれとスタウトが試飲していただけます」と説明してくれた瞬間にツアーのテンションが跳ね上がる。キリンの工場見学は無料でなんと試飲のチケットが3枚ついてくる、太っ腹。

見学終了で試飲のスペースに到着。さっそく一番絞りを注いでもらう。

冷えたグラスに新鮮なビール、本当にヨダレが出そうになった。
節電とやらでちょっと暑い見学路も、生麦から炎天下10分の道のりも、みんなこの瞬間のためにあったのだ。万歳!!!

P8140014.JPGここで試飲を2杯と半分
さらに敷地内にあるレストランBeerportでバーベキューをつまみに2杯
仕上げに川崎駅のキリンシティでもう1杯

よくまあ、ビールばかり飲んだもんだが、美味しいビールは飽きないのね〜。お腹一杯でも飲めちゃう

翌日さすがに頭痛がした。久しぶりの二日酔いかと思いきや、ここしばらく乱れておった腸が元気に動き出し、いらないものが全部出て行った。
同時に頭痛も体の重さも、ちょっと夏ばて気味の体がウソのようにすっきり。
ビールでデトックスかいな。そう思えてしまう、夏のうまい、うまい、ビールでした。

posted by Alligator Natsuko at 02:29| 神奈川 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする