2017年04月28日

魂で踊るJoyss & 長生きしたくなる五介さんのボーカル @4/23 表参道スイングボール

毎回エキサイティングな発見をさせてもらっている、表参道スイングボール。

今回はフランスからJoyssがゲストで招かれた。
Joyss はダンスも、レッスンも、とても自然体だった。形とかステップじゃなくて、重ねた手をほんの少し動かして、どうやって女性を自然にリードしていくか、をとても丁寧に説明していた。素敵だわあ。
ソロでTake Fiveを踊る前に、そのダンスにかける思いを話しながらポロポロと涙を流す。彼の歩んできた道がダンスに重なって見えて、感動的な瞬間だった。
「自分を素直に表現することが一番大切なんだよ」
当たり前のようだけど、ダンスはダンス、音楽は音楽、という形のなかに閉じてしまうことも多々起こる。自分でありきる、という大切なことを教えてもらった。

こんな素晴らしいゲストがいるのだから、自然に一段と熱量の高いダンスフロア。
フロアいっぱいのダンサーと、7名のスイングオーケストラと3名の女性ボーカル。
SARIちゃん、優日ちゃん、なみちゃんの個性がそれぞれ際立つアレンジ、4ホーンでベイシー時代の粘り腰スイングを表現するインスト曲。何より、この瞬間を楽しんでくれるメンバーとがっちりサポートしてくれる増田さんのPA。
Joyssに触発されたダンサーたちの心の昂揚を音で支え、ステップに変えていく。バンドの最もエキサイティングな瞬間だ。

そしてゲストの五介さんが登場。
gosuke joyss.jpg毎回スイングボールのゲストで歌ってくださっていて、ファンがたくさんいる。
今年の夏で86歳、年明けに体調を崩し入院していたが、「1か月も生音から遠ざかったら干上がってしまう」と、今回のスイングボールにもしっかり電車でやってきてくださった。
お得意のナンバー「On The Slow Boat To China」を歌い始めると、外のバーカウンターで休んでいたJoyssが目を丸くして入ってきた。五介さんのあまりに溌溂とした歌い姿にびっくり仰天している。

お年の割にお元気な、なんてなまっちょろいものではない。
体全体から繰り出されえる生命力に満ちた豊かな声量。歌う喜びが一言一言にあふれてくる表情。
この歌は、五介さんの年まで生き抜いて、歌い続けなければ絶対に歌えないのだ。Joyssにも、ダンサーにも、もちろん私たちミュージシャンにもそれがストレートに伝わるから、みんなこの瞬間に居合わせたことを心から幸せ思えるのだ。
年を取るのはこんなに素敵なこと。長生きしたい、と素直に思えちゃう。

音楽とダンスの温泉にとっぷり漬かっている感覚のスイングボール。また心の引き出しが一段、豊かになった。


posted by Alligator Natsuko at 02:31| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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