2016年03月14日

ジャズひなまつり 3.11をはさんで ぽかぽかコンサート

3/6 春の風物詩、ジャズひなまつり。老舗オリオンズで海ちゃんとのDUOで始まり、素敵な王様椅子のあるCHASEでますます個性が際立ってきた出口優日ちゃんと海ちゃんとのトリオ。定点観測は自分の、共演者の、変化と進化が感じられる、とてもありがたいお祭りなのです。
銀座の老舗を気軽にハシゴできるとあって、それを楽しみのお客様も多数。
カッコいい女性ベーシストにも出会い、今年も楽しい銀座を過ごさせていただきました。深澤さん、ありがとうございました!

そして3/10 賑やかなハブのライブは東京大空襲71年目の日でもありました。翌日は3/11 東日本大震災 5年目。佐世保で屋根に落ちた焼夷弾を池に落とした経験のある父を持つ私には、平和に音楽を奏でられる今に感謝し、生きている限り音楽をやるよ!と自分に言い聞かせる日。

3/13 湘南台公民館で「ぽかぽかコンサート」 Soul Food Cafe 4人編成で出演。
ジャズという言葉に惹かれたたくさんのお客さま。曽我君のMCも楽しく、海ちゃんのDanny Boyは今日も美しく、真人さんのスラップは観客を釘付けにし、そうそう、こうやってジャズをもっと楽しく聴いてほしい、とまた思う一日。帰りがけの横浜アイス工房のアバンギャルドなセンスにやられました。あんなにやさしいアイスなのに、入口の牛のオブジェがぶっとんでて。横濱、相変わらず振れ幅大きくて面白いね。

posted by Alligator Natsuko at 00:52| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月16日

父との思い出の曲

梅雨空に鮮やかな紫陽花。木の床を裸足で歩くのがひやりと気持ちのいい毎日がやってきた。

Creedence_Clearwater_Revival_Chronicle.jpg父の日が来るなあ、とカレンダーを眺めていたら、心の中に、懐かしい音楽が突然、溢れ出してきた。Paul Simon、初期のRod Stewart、Cat Stevens。思い出し始めたら次から次へと、止まらない。ランドセルを背負って家を出るときに流れていたCCRの”雨を見たかい”。小学校時代の記憶なんてあいまいなんだけど、そのころ聞いたレコードの音とジャケットはやけにはっきり思い出せたりする。音の記憶って不思議なものだ。

父はずいぶん前に古いレコードは処分してしまい、久しく聞くこともなかった曲たちだが、幸運にも今は簡単に探すことができる。クリスティの”Yellow River”、ビージーズの"マサチューセッツ”、アーロ・ガスリーの"City Of New Orleans" ......このころ父がよく聞いていた曲は私にとってもとても懐かしく、美しく、本当に「故郷」にいるように心を安らかにしてくれる。思い出の曲があるのって、とても幸せなことだ。

母が亡くなり、父が再婚した後、心のどこかに父との思い出を封印していた。彼は新たな家族を作ると心を決め、もう一度幸せになろうと歩き出したのだから、私にできることはそれがかなうよう祈ることくらいだと思い、昔の思い出を話すことも、あまりしてこなかった。でも今回の怪我や体の不調でちょっと元気のない父には、懐かしい曲がきっと元気を運んでくれるんじゃないかな、と願いつつ、曲を集めている。今度会いに行くときに、CDにして持って行ってみようっと。

そうこうしているうちに始まってしまった!W杯、日本の初戦負けももちろん残念だけど、去年の覇者、美しいパスサッカーを見せてくれたスペインが5失点で負けたのはショック。4年という月日の長さを思い知らされる。2連覇なんて本当に大変なことなんだなあ。どのチームも怪我人がいたり、コンディションの悪い人がいたり、それでも頂点を目指して力を振り絞ってる。好きなことじゃなきゃ、できないね。

方やワタクシはなるべく力を振り絞らないように気を付けて毎日を送らなくちゃいけないので、プレイヤーの皆様を拝むような気持ちで毎試合観戦させて頂いております。しかし怪我が多い。ちょっと無理をしすぎなんじゃないかなあ。より働き、より強くなることがさらに、さらに、とエスカレートしていくことに人間はどこまで耐えられるのかしら?

無理はいかんよ、と言っていた祖母はいよいよ再来月で100歳。言うこときかなくちゃね。
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月12日

新宿春ジャズ、復活祭!

4月に入ってからはあまりに気持ちの乱高下、おまけにコンピューターのオペレーティングシステムとやらが賞味期限切れでお腹壊しても知りませんなどとのたまうものだから、日記も書かずにちょっとグレていた。

CIMG8709.JPG
3月末にお義父さんが亡くなり、4月10日は天草でミサを上げた。人との別れがこれだけ美しくて穏やかなこともあるんだな〜、と澄んだ海に抱かれた天主堂に響く祈りを聞きながら思った。
そこまでは良かったんだけど帰りがけに気が抜けたか、転んで左の中指を負傷。3ヶ月のギプス生活を宣告された。

でも凹んでる暇はなく、もっと凹んでるであろう、骨折で入院している父を、アメリカから急遽帰国してくれた妹と一緒に磐田へ見舞った。
やっぱり弱気になっている父親を見るのは切ないものだわ。と思っていたら帰りがけに過剰な心配は無用、と病室の父から電話が入った。年寄り扱いしたのがカチンと来たか、それなら結果オーライのお見舞い旅だったのかなあ。

家族の苦しみや辛さに直面すると、その悲しみをじっと受け止め、噛み締めてみたい気持ちと、一歩を歩みだしたい気持ちが交錯する。気持ちの中心をどこに置いたらいいかわからなくて心が眩暈を起こしてしまう。

そこから平常心に戻してくれるのはやっぱり音楽だった。ダイナマイトミキさんとのライブから大阪でのトラディショナルジャズプレイヤーとの濃い2日間、ニューオリンズ帰りの好江ちゃんを迎えてライブ、そして日曜日の「新宿春の楽しいジャズ祭り」。

今年86歳になられる池上利光さんのステージ@和室は神々しいというか、もう、ここにしかありえない音楽空間。日本にプリザベーションホールが
ikegami_harujazz2014.jpgできたら一番の出演者はこの方しかいない。鎌倉から新宿までの長い道のりの後で少しお疲れがありながらも身振り手振りでユーモアを交え歌詞を大切に歌っていく姿はご健在。毎年このフェスティバルでご一緒させてもらうのは私の宝。このステージのためにリハーサルを設け、その時にはご自宅で夕食を振舞ってくださる。プロの伴奏だから、と気を遣ってくださる、その気持ちもとてもありがたい。お元気で歌い続けられることを祈らずにはいられない。

Soul Food Cafe @展示室は何でこんなに人気があるんでしょう?ビックリです。自分では今、SFC史上最高の音になってるとは思っているんだけどみなさんが楽しんでくれてるのが涙が出るほどウレシイ。自分の指はこんなでなんだか情け無い気持ちではある。でも私の尊敬する親方Bob Frenchはリーダーの仕事はいいメンバーを集めること、と言っていた。そうよ、このメンバーのいい音、みんな聞いてね〜〜!

白石幸司率いる賛美歌カルテット@ホワイエはもう、ひたすら美しく祈りの世界。ソロ?アドリブ?こんな綺麗なメロディーに、なんでそんなことしなきゃならないの?って思っちゃう。「奏でる、ということに関してはこの人しかいない」と永谷さんが言ったとおり、白石さんのメロディーはどこまでも美しかったなあ。和ちゃんのソウルフルなギターが賛美歌のまた違う魅力を見せてくれて、それもまた良いのだわ。

そして右近さん&谷口さんセッション@小ホール、職人芸を見せ合う楽しさにしばしはしゃぎ、無事終了。

重く長かった4月前半を音でほぐし、新宿ジャズはさしずめ私のイースター!だった。
明日が、次の演奏が、待ち遠しい、と思える感覚が戻ってきた。ああ、生きてるんだ。ありがたい!


posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月07日

花と青空の春。桜はやっぱりいいなあ〜

暖かい日が続いてうれしい毎日。
日差しと青空の光に誘われて公園へ、河原へ、毎日でかけている春。思えばニューオリンズでも毎日チューバファッツにあきれられるくらい、歩き回っているんだった。ニューオリンズにいる美穂ちゃんや好江ちゃん、エースやユカさんがいろんな便りを届けてくれるので、なんだか桜が見られるニューオリンズに居るみたい。エヘヘ、ちょっとおトクかも。

いつもなら浴びるように音楽に浸っているこの時期。ちょっと不思議な気分で青空に枝をゆらす桜の花を見上げる。


CIMG8516.JPG綺麗だなあ、桜。

すぐ近所を流れる二ヶ領用水や多摩川に沿って、さまざまな種類の桜や梅、桃が植えられていて、3月の初旬の河津桜を皮切りに一斉に色づいてくる。その中でもやはり桜の放つ輝きは格別だ。
桜はピンクだと思っていたけど、ソメイヨシノは思いのほか白い。桜吹雪は雪が降っているみたい。散っていくソメイヨシノの向こうにはシダレ桜、八重桜がいよいよ出番だ、と咲き始めた。

どんなときでも、春になれば青い空に花が咲く。What a Wonderful Worldの歌詞のとおり。

心の中はぽか〜〜んとしていて目に飛び込む花と青空だけがゆっくり細胞にしみこんでくる、そんな時間が今とてもありがたい。

みんなの心にも桜がやさしく舞い降りますように

posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

お義父さんと私たちの新しい旅

前回の日記を書いたその日の深夜、お義父さんが天国へ旅立った。
義兄と海ちゃんと、胃ろうながら晩餐をともにしたお義父さん。心残りがなくなったのか、おだやかな表情だった。

その日、訃報をきいて熊本から駆けつけてくれたお義父さんの妹さんと海ちゃん兄弟と、お義父さんの写真を前に3晩、たくさん話した。私の知らない、若い頃の一家。めったに会えない人たちの家族模様がとても身近に感じられる。
ひとが亡くなってしまうって、とても悲しいけれど、こうして新たな縁をもたらしてくれるものでもある。


お兄ちゃん曰く
「病院で親父の死亡診断を書くために担当の女医さんと訪問看護の主治医さんが始めて会ったんだよね。あれで二人が仲良くなったらオヤジはキューピッドだよなあ」
そうだね!ひょっとしたら天国への置き土産になっちゃうのかも。

CIMG8534.JPG4人だけでお父さんを荼毘に付した。お兄ちゃんが棺にパンツを入れた。「最後の2年はオムツになっちゃったからお洒落だったオヤジにもう一度はかせてやりたくて」 そんな優しさがいっぱいこもった、お別れの瞬間だった。

この1週間、泣いたり、ちょっと不安になったりしながらも、私たちは久しぶりくらいによくしゃべり、笑った。もうお義父さんのことを心配しなくていいんだ。1月23日に肺炎で入院してから2ヶ月。最後にずっと介護をしてきてくれたお兄ちゃんの待つ家に戻り、家から旅立ったお父さん。最後に主治医さんが書いてくれた「老衰」という文字を見たときに、お父さんは本当に寿命を生き切ったんだなあ、という思いがこみ上げてきた。幸せな最後に立ち会って、生きる勇気をまた頂いた。

海ちゃんの言葉
「オヤジの行き先は天国。人は必ず天国に行ってまた会えるんだ。地獄なんて、ない」


CIMG8520.JPGそんな海ちゃんは31日に誕生日を迎えた。親友のタカちゃん、お兄ちゃんが一緒にお祝いしてくれた。
おめでとう、お疲れ様...かけてあげたい言葉が多すぎて。

私自身この2ヶ月、優しい気遣いの言葉をたくさんたくさんかけていただいて本当にありがたったです。お礼申し上げます

ちょうど桜の季節。毎日桜を見ながら何時間も散歩する、初体験の4月。
この美しさが、すがすがしさが、私の音楽の中に溶けていってくれますように。

ニューオリンズに出かけた友人たちも元気に動き出した模様。
のんびりだけど、さあ、一歩。


posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月24日

"ここで演奏してもらうのが夢だった”

いつもこの時期、暖かいところに旅立っていたので気づかなかったけど、日本でも春は突然やってくるのね。ダウンのコートを見ると、こんな厚いコート、いつ着るのかしら、なんて思ってしまう。庭の梅は盛りを過ぎ、変わって桃の花が青空に映えている。

CIMG8452.JPG木曜日は神田Stepというお店で始めてライブをさせてもらった。あいにくの雨だったけれど、客席には心からジャズを聴きたい、と思ってくれる人ばかりが私たちの音を聞き逃すまい、と耳を傾けてくれた。

そしてこんなメールを頂いた

「先日のライブも楽しい中にも一音とて聞き漏らすのは勿体ないという緊張をもって聴かせていただいた素晴らしい演奏ばかりでした。帰宅して枕に頭をつけて眠りに落ちるまでのほんの短い間に、ああ誕生日にいいライ
ブだったな!儲かったな!今日は、と。」


翌日は長いお付き合いをしている友人がスタジオのある自宅を新築したお祝いに招かれて演奏した。ご夫婦のこだわりが凝縮した、それは素敵な建物、そしてお料理(内容は.....あまりに贅沢でとても言えない...)。
スイングオーケストラのメンバーが入れ替わり立ち代り演奏し、またリビングに戻って食べたり、飲んだり、で、又演奏。
こんなに素敵なパーティー、いままであったかしら?

演奏が一段楽したときにかけてもらった言葉。
「なっちゃんやうみちゃんがうちで演奏してもらうのがずっと夢だったの。演奏を聴いていたら涙が出てきて」

2日続けてかけてもらった、宝石みたいな言葉。
明日、天国からお迎えが来たって文句はない。

今日は予定なら日本を発つ日。
ほんのすこし心がチクリとするけれど、むしろほかほかと温かい気持ちが全身を包んでくれている。ニューオリンズで予定していたライブも、参加するメンバーのみなさんがやってくださることになった。彼らの音がニューオリンズに響くと思うだけでもわくわくする。

これから1ヶ月近く、こんなに自由な時間を日本で過ごすのは初めてかもしれない。今日は義兄の家で料理を持ち寄り、義父の様子を伺いながらイタリアンバルみたいな夕方を過ごした。
こういうゆったりした時間、大切にしなきゃ。

でもすでに音楽が恋しくなっちゃってるから、ニューオリンズの香りを求めてあちこち徘徊しそう。なかなか見られなかったライブにもでかけて、友達に会って、家の手入れをして、大好きだった曲たちとゆっくり時間を過ごそう。
春はやっぱり嬉しい季節!


posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月17日

それでも花は美しく、音楽は躍動する

ひな祭りが過ぎ、窓越しの梅、桜などがちらほらとほころび始めた。

家に戻った義父と義兄の生活も少し落ち着き、私はときおり立ち寄っては何か言いたそうに目をきょろきょろと動かす義父の力の残った左手を握っては今日の天気のことなど話しかける。訪問看護、入浴、診察など週に5日はだれかが手を差し伸べてくれる日々。義兄はちょっとした買い物以外ほとんど外出することもなく、父に付き添っている。壮絶な毎日、といえばそれまでだけれど、その場になればそのように生きる。人は強いと思う。

CIMG8335.JPGそんな中、ちょっとうれしいこと。
2000年のお正月から14年間、私たちと一緒にたくさんの旅をしてくれた愛車デミオがいよいよくたびれてきて、そろそろ、買い換えなくちゃとおもいつつ、決心が付かないでいた。そこに車を譲ってくれる、という話が降ってきたのだ。色は赤。デミオより一回り大きくて、PAもエレピもウッドベースも詰める(ここが肝心)。一目見てすぐに決心。
数々の楽旅、家族の行楽から病院通いまで、19万キロを一緒に走ってくれた愛車と別れるのはやっぱりちょっとだけ切なかった。デミオ君、いままでありがとうね。


車の手続きをあれこれとしながら、静岡にいる父夫婦に、義父の様子を知らせるために少し長い手紙を書いていた。父も腰の調子が思わしくなく、歩くのも難儀になってきている。彼に義父の状態を知らせるのはどうしたものか...考えているうちに日が経ってしまった。
新しい車が来てくれたことで元気が出て、頭もちょっと回るようになったのでやっと文章がまとまったのだけれど。

8日の夜に義母からメールが入った。父が検査のために入院した病院で転倒、大腿骨を骨折、手術。リハビリに数ヶ月、譫妄という症状がでている.......

何を感じたらいいのか、全くわからない時ってあるものなのだ。
悲しんでいいのやら憤っていいのやら、あまりにいろんな感情がないまぜになって、自分の顔から表情が消えていくのがわかる。
辛うじて頭の中で文章になったのは 「ニューオリンズ行きをやめておいてよかった」 だった。
なんでもいいから、「よかった」と思いたい。
倒れたのが病院でよかった、すぐにみつけてもらってよかった....
でもそれは気持ちの飾り。
なぜ父はそんな痛い思いをすることになったの?老いる、ってそんなに納得して受け入れられるものなの?

それから1週間、恐ろしいくらいの感情の波。

テレビの前にじっと座って震災3年目の関連番組を見ている。涙があきれるくらい次から次へと溢れてくる。何が悲しいのかもよくわからない。
突然やってくる強烈な孤独感、無力感。不安。
夫婦二人そろって持って行き場のない気持ちの塊をある日は吐き出し、ある日はじっとにぎりしめ、少しずつ波が穏やかになるのを待つしかなかった。

それでもHUBの演奏は髪が逆立つほど楽しく、演奏しているときはまるでそれがシェルターのように心を包んでくれた。ちゃんと笑えて、ちゃんと歌えた。
一人一人、みんないろんな思いを背負って、それでも笑顔で音楽を聴いたり、演奏したり、してるんだなあ。
一緒にいるミュージシャンも客席の人もみんな天使に見えた。

今週はもっと花が咲くのでしょう。綺麗に、綺麗に、咲いてね


posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月03日

ニューオリンズに行かない春だけど

春が近くなってくると気持ちが騒ぐ。年に一度の音楽里帰りの季節。チケットの予約を眺めながら一足先に気分が春になる、ずっとそんなサイクルで1年を送ってきた

1月に義父が入院して、この春には多分日本を離れることはできない、と頭ではわかっていたのだけれど、チケットをキャンセルするための電話がどうしてもかけられないまま、重苦しい時間が過ぎた。

コラ、私の心、いつまで止まってるの?

あちらで一緒に演奏する予定だった人たちにお詫びの連絡をしたら、涙が出るようなやさしい励ましを返してもらった。一緒に行く予定だった仲間たちは予定通り、出かけてくれる。
月末に退院してきた義父は24時間介護が必要になったが、一緒に住む義兄はそれをあたりまえの生活して受け止め、海ちゃんは兄の話を逐一受け止めてああしよう、こうしよう、ちょっと声が出たよ、手が動いたよ、と一喜一憂しながらいつもと変わらず元気に暮らしている。

私は本当に素晴らしい人たちに囲まれて生きている。
ニューオリンズがどこかに行っちゃうわけではないし。
当たり前のことがやっと腑に落ちた。

春日部EverchildでのSFC,曽我君&丸山君とのゲルベ、チャイチーシスターズとのジャズひなまつり。
心を動かしてくれるミュージシャンとのライブが続いた1週間で心のちょいとした擦り傷はきれいに治ったみたい。

目をつぶるだけで、ニューオリンズの音も、空気も、フライドチキンの香りも、よみがえってくる。
豊かな記憶に感謝しながら久しぶりに日本の桜をゆっくりながめよう。
整理しきれなかったニューオリンズの記憶を記録にしよう。
もっと深く、身近なミュージシャンの言葉(音)に耳を傾けよう。
家族の大切な時間をじっと見守ろう。

やっぱり春は待ち遠しい!





posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

アートな日 Swing ball & olympic

只今、オリンピックの閉会式を見ながら今日のTokyo Swing Ballの余韻に幸せに浸り中。

2014tokyoswing_takako.jpg戦後GHQに接収され、スイングジャズも演奏されていたという学士会館にリンディホップの世界チャンピオン、Skye& Fridaを迎え、日本中のハイレベルなダンサーの集まった、目のくらむような豪華なパーティー。
主催のHIRO&YUKOさんを始め、Amore & Luluさん、 YURI&MORIちゃん、Haruちゃんetc.etc、スイングダンスと言うものの存在を知ったころに出会った、いまではリーダー的存在の個性的で軽やかなステップにこちらもすっかりハイテンション。
丸1週間熱でうなされていたことなどケロリと忘れ、Swing Orchestraのご機嫌なメンバーとともにLet's Groove!

五十嵐明要さんのアルトサックス、伊藤五介さんのボーカルという、スイング時代をリアルに生きたゲストの演奏も素晴らしく。音とダンスが一緒に高く美しい天井に舞い上がっていくような感触。素敵だわ。

東京マラソンのおかげで、どこまで迂回しても会場にたどり着けない、冷や汗もいい思い出。迂回させられるがままに走っていたら、マラソンの先頭とすれ違ったのがちょいと嬉しかったけど。

そして帰ってオリンピックの閉会式。
バレエあり、ピアノあり(浅田真央ちゃんのフリーの曲、ラフマニノフが演奏されてる!)サーカスあり。
音楽とスポーツ、演奏者、競技者には不思議なくらい、「国」っていう狭いカテゴリーの匂いがしない。
国旗も国家も、野に咲く花々が色とりどりなのと同じで、美しいパッチワークの一部のようだ。

この17日間、夜中に毎日テレビをつけ、詳しくもない競技に思わず目が離せなくなることばかりだった。
スポーツは音楽と同じ、アートなんだな、と思う。その人にしかできない、形、姿、リズム。それに結果というものさしが付いてくるのがスポーツだけれど、それも見るほうをちょっと面白くするためのひとつのファクターでしかない。スポーツをする、その姿そのものが本当に美しいのだ。
その姿にとても励まされる。今日の演奏、ダンサーとの共同作業で私たちもきっと同じように一度しかないアートを生み出せたかな、と思う。

先週は月曜日にいきなり熱が出て日記がかけなかったけれど、14日は雪のバレンタインとなったMardi Gras in Yokohamaだった。
あわや遭難者も出しそうな日だったけれど、途中で席も立たず、最後のジャムまで乗りのりだったお客さん、そして、自分の帰る心配なんてすっかり忘れてやったろうじゃないの、と全開バリバリ(古いな〜)の演奏だったミュージシャン。みんな、最高でしたよ〜〜!!
CIMG8288.JPG

帰ったら朝8時になっちゃった、という由理ちゃん、この日はハッピーバースデイ&帰りがプチ遭難、というすごい一日だったそうな。お疲れ様〜〜!!

過ぎてみると大雪もなにやら楽しい思い出。
うちの前の根雪が溶ける途中にこれまたちょっとしたアートな光景が。植え込みの中に、とけ残った雪のボールがまるで花のようでしょ?


posted by Alligator Natsuko at 03:08| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月10日

オリンピックと病院と..気持ちはニューオリンズへ

クルーズから戻った月曜日。昨日までの楽しくて華やかな毎日は、今日からのちょっと難しい日々を乗り切るため栄養。ありがたく胸に仕舞って、丘の上の病院に向かう。
肺炎は奇跡的に回復したけれど、体重が半分になり、言葉を失い、起き上がることも、口から物を食べることもできなくなった義父。義兄は今までと同じように自宅で介護すると決心をした。入院から1週間もたたない中、日々変わる父の体調と向かい合いながら、先のことを考えなくてはならないのはとても大変なこと。その決心を尊重し支えよう、と私たちも決めた。先がどうなるか、なんて神様にしかわからない。

義父が退院してくるまで、少しの間、兄弟に穏やかな時間が流れている。毎日お見舞いに行き、父親にかわるがわる声をかけ、手を握る二人。
父と二人の息子と3人で暮らしてきた家族。こんな親子の関係もあるんだなあ。私、母にこんなに優しかったかなあ。

重苦しくなりそうな毎日を忘れさせてくれるように、オリンピックが始まった。
雪の週末、病院から戻り、暖かい家でテレビを見ながら心をゆっくりほぐした

1904184_805130512837829_782117442_n.jpgフィギュアスケートは好きだけど、ナショナリズム丸出しの応援渦巻く会場にちょっと気持ちが醒めちゃった。
方や何気なく見たスノーボードスロープスタイル、マトリョーシカの障害物も可笑しいけど、フィンランドのコーチがスタートゲート編み物してるのには爆笑。こういうほのぼのさがいいなあ。
一生懸命やってきた選手の皆さんが、心の熱くなる素敵な時間を過ごせますように。

前に進むのは確かに素敵なことだけれど、足踏みをしなくてはならないときもある。
私にとっては今はゆっくり、大切に1歩を踏みしめるときなんだと思う。

演奏させてもらうことがいつもより何倍も有難く、幸せに感じられる今。
明日もみんなといい音を出そう。そしてまた気持ちの栄養、頂きます。

金曜日は Mardi Gras In Yokohama  です!

もひとつ、栄養
にっぽん丸対馬・麗水クルーズアルバム

posted by Alligator Natsuko at 02:04| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月03日

海の上のピアニストより帰還

火曜日朝、横浜大桟橋。気持ちはざわざわするけれど、出航の日がやってきた。

海ちゃんに代わって、菅野淳史(tp)君が乗ってくれることになり、永田みっちゃん、小林真人さんという頼れるリズム隊もいてくれる。

あとはこの6日間、無事勤め上げるだけと、深呼吸をひとつしてなつかしいにっぽん丸に乗り込んだ。

にっぽん丸には1990年代にずいぶん乗せてもらった、とても思い出深い船だ。2010年にドックに入り、全面改装をして外見も中身も一段洗練された雰囲気になっていた。

CIMG8157.JPGバンド名は往時に船のレギュラーバンドだった「ドルフィンジャズバンド」。メインのショー、ソシアルダンス、出航時のセレモニー、カクテルパーティー、ティータイム、ゲストのお出迎え、と盛りだくさんの内容だ。

最初に大桟橋で演奏。トランペットがやわらかく響くと、皆さん笑顔になって乗り込んでくる。
出航時にはデッキで銅鑼がなり、桟橋にテープを投げて見送りの人に手を振る、何度見てもちょっとうるっと来てしまう瞬間。
ここにも楽しいニューオリンズのジャズが良く似合った。

今回のメインアクトは歌舞伎。それだけでも大道具やらで大変な量。さらにひとつのホールをカクテルパーティーから説明会、メインショー、直後にダンスタイム、と転換して使うのだからその舞台裏たるや、壮絶だ。もちろんホール以外のあちこちで、ゲストが飽きないように、常にでイベントが行われている。フィットネスジムあり、ティーラウンジあり、講演会あり、スポーツデッキあり、ダイニングではゲストの記念日を祝うセレモニーあり...さらに今回は韓国に行くために出入国の手続きもある。そのたびに、音響さん、照明さん2人ずつが飛び回り、フィットネスのインストラクターがゲストの出国手続きのヘルプに走ったり、カジノのディーラーが合間を見てディスコに加わったり、ディレクターがソシアルダンスのお相手をしたり。10人そこそこでイベントを支えているクルーズスタッフの仕事量とその種類の多さを見ているとバンドは気楽なものだなあ、と思ってしまう。

船での演奏に気持ちがぐっと入るのはそういうスタッフの頑張りに応えたくなるからだ。私も船限定のダンス用に作った譜面は120曲くらいになった。演奏でできることならみんなやったろうじゃないの、そんな気持ちになる。

今回も本当に素晴らしいスタッフのおかげでどの現場も気持ちよく演奏をさせていただいた。それは間違いなくゲストに伝わっていて、4日目の夜にプログラムされたメインのショーは演奏中にどんどん人が増えてくる、うれしいステージになった。(前座を務めてくれた「にっぽん丸南京玉すだれ保存会」のおかげもあり)私と同じ気持ちで演奏してくれたメンバーに、感謝感謝の夜。

船への愛着、ここで育ててもらったことのありがたさをかみしめながら、あっというまに6日間が過ぎ日曜日の午後横浜に戻ってきた。
みんなと別れるときにはいつもながらとても寂しくなってしまう。なのでこの日、戻った足で横浜でライブをやった

一緒に乗っているはずだった海ちゃんと合流。クルーズ、みんな楽しく、お客さんにも喜んでもらえたよ、と報告したらよかった、と笑顔で迎えてくれた。でもちょっぴり寂しそう.....ありがとう、ごめんね。このリベンジはぜったいやろう!

いつものジャズ好きの笑顔が迎えてくれたJam Secondで、やっぱり陸もいいなあ〜〜と陸酔いで少々ふらつきながら、演奏ができるということがありがたく、ありたがく、染みてきた。

帰り道に深い霧がかかった。明けて2月3日節分。又新しい日々がやって来る!

posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月27日

立春前の嵐

生徒さんたちの発表会がみんな素晴らしくて嬉しく迎えた1月半ば。

いよいよ今年100歳を目指す祖母「もんちゃん」詣でをし、帰りに寄った柏”JAVIN”。
ダイナワシントン、トニーベネットをゆっくり聴きながら、ほの暗い明かりに美しく照らされたたくさんのワイングラスをぼんやりと眺める。なんだかひさしぶりなゆったりした時間。
ご店主藤田さんの音楽の聴き方談義がいとも楽しくて。お気に入りの女性歌手ができて、2枚目のCDを買ったら途中で男とDuetしているのにがっかりして、もう買わない!とかね。「ぼくは君と2人の時間を過ごすためにCDを買ったのだ!」
こういう音楽の愛し方って、いとしいなあ〜〜。車で行ったのでワインは飲めなかったのに、気持ちよくほろよい気分で過ごしたひとときでした。
ああ、思い立ったらちょい、っと行ける距離にほしいお店。

Javinでダイナワシントンの後はダイナマイトミキさんとのハブ。これはもう言うことなし。声の出てくるところが深い、出て行く先が広い、とにかく豊かな気持ちになれる。ニューオリンズでボーカルを聞いているときと同じ感覚。私は彼女の歌が文句なしに大好きなのだ。
Soul Food Cafeと丁々発止、彼女らしさが満面に出ていてめちゃ楽しい。
お客さんも満員、いい!と思う音をたくさんの人に聞いてもらうというのは本当に幸せだ。

そして週が明け、(月曜日日記はさっそく「落ちた」けど..)今週出かけるクルーズの準備とその前後のライブの準備にかかっていたところ...

海付の父が入院した。ちょっと風邪気味、と同居している兄がかかりつけの医者に連れて行ってくれたところ、酸素が体に入っていっていないからすぐに大きい病院へ、と言われ、すぐに車で迎えに行った。そして検査。
「このまま呼吸が止まることも十分あり得ます」 

なんだって、こういう「告知」はこうも青天の霹靂なんだろう。
母のことを思い出した。昨日までがんばって治療しましょう、と言われていたのが突然もうできることはありません、と言われる。
確かにお父さんはもう高齢で、覚悟しておかなくてはいけない、と自分には言い聞かせていたつもりだった。
それでも、にわかに現実が受け入れられない。

父と息子二人の家族。私なんかより、二人の驚き、不条理への怒り、途方にくれる気持ちを思うと胸が押しつぶされそうになる。

それでも現実に戻らなくてはならない切なさ。
もうすぐ始まる6日間のクルーズに海付は乗ることができない、と決断する時の喉が締め付けられるような思い。
3日間、心の中が嵐のようだった。

そして日曜日、誘っていただいていた川崎大師の護摩炊き。
これだけは、と二人で出かけた。父に「身代わり守り」を求め、節分の豆を買い、間近に読経の響きを聞きながら心が納まっていくのを感じた。

外へ出ると、春のような暖かさのなか突然雪が舞い、黒雲が途切れたらオレンジ色の夕日が燦燦と空を照らした。

ああ、立春前の嵐だ。




posted by Alligator Natsuko at 00:49| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月13日

生徒さんの発表会が無事終了!

だいぶ冷えてまいりましたなあ。冬らしく。

昨日は新宿「銅鑼」を借りてレッスン生の発表会。
ソロボーカル、ソロピアノ、4声コーラス、8人編成ニューオリンズジャズとバラエティ豊かな参加となった。

いやはや、「本番」は人の能力を絞り出すものだと改めて実感した。
12月のレッスンから1月に入ってのレッスン、リハーサル、本番とその進化には目を見張った。譜面や歌詞が不要になり、目線が上がり、胸が開き、身振り、手振りが付いて歌う幸せが表情からこぼれだす様になる。ピアノに向かう姿が、遠い風景を眺めているような、思わずその視線の先を一緒に探したくなるような雰囲気を帯びてくる。すごいなあ、と思う。

前日まで譜面や会場の準備あれこれで緊張した神経が一気にほぐれ、一番楽しんでいたのはピアノを弾いていた私かもしれない。
トリのニューオリンズジャズアンサンブルはみんなの笑顔がそれは楽しそうに弾けていて、思わず後ろで踊ってしまったよ!
初めての発表会、とっても暖かい満足感に心満たされた一日。
聴きに来てくれた太郎ちゃんに、一曲入魂のみんなの演奏がとても楽しく聞けた、って言ってもらえたのがとてもうれしかった。
参加者の皆さん、応援に来てくださったみなさんに心から感謝いたします

そして今日は同じ銅鑼で下間哲(tp)&海付豊(Ts)とのトリオ。
今年に入って、何か今までと違う音楽の感じ方がしている。自分と、共演者の音が今までよりさらに近く、お互いの懐に入ってくるような。
それが強く感じられた今日のトリオ。おなじみのニューオリンズナンバーが、また違った風景で音になっていく。
下間さんも海ちゃんも、自分のリズムを伝える力がとても強い。だからピアノ1本だけど、私がリズムセクション、ではないのだ。3人ともメロディーで、3人ともリズム、それがアンサンブルを紡ぎだし、とてもとても心地がよい。このままずっと演奏していたい、と思った。

大事な友人の、ずっと抱えていた離婚訴訟が終わって、おめでとう、の飲み会で始まった第2週。
寒いけど、春はそこまで来ているみたい。

次のお楽しみは土曜日のハブ、ダイナ・ミキさんとSFCの共演ですs

posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月06日

2014年最初の月曜日

浅草ハブのカウントダウンライブで始まった2014年。久々の朝帰りも思いのほか寒さが穏やかで、夜の明ける前に初詣を済ませ、すっきり気分で元日をお迎え。五介さんが暮れに差し入れてくださったお節でお祝い。何て幸せなんでしょう。

CIMG8030.JPG2日は”ぴあにしもホースクラブ”恒例の新春競馬@川崎。今年は2がラッキーナンバー、と何かで読みかじったのを思い出して何気なく買った人気薄馬券が当たったりして、幸先良し

初ライブは4日、自由が丘マルディグラ。おなじみの皆さん、ふらりと入ってきてくれた外人さんのご夫婦など、今年もアットホームな雰囲気。ありがとうございました。

新年はじめの週は年賀状の宛名を眺めながら、縁ある人たちの顔を思い浮かべ、昨年あったことをようやくゆっくりかみ締めることができた。

思えば月曜日記、という割に昨年は月曜日に書いたのがわずか1回。何がそんなに忙しかったんだろう?
旅をたくさんさせてもらい、新しい出会いがたくさんあり、例年以上に刺激的だった1年だったけれど、消化力がちょいと追いつかなくなってきているかも。
今年はもっと毎日をゆっくり味わって過ごそう、と思ったお正月。
今日も空は青く、人の表情も穏やか。この平和な空気が世界をつつんでくれることを祈って。


posted by Alligator Natsuko at 22:51| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月28日

ステージからコケ落ちる@鈴鹿市民会館

名古屋 & 鈴鹿でニューオリンズミュージック!の週末。

土曜日には泉沢カナ(p&vo)の「ニューオリンズピアノナイト@TOKUZO」。11月のYOKOさんとのライブを見に来てくれたカナちゃん、聞けばニューオリンズに住んでエディーボーの弟子だったというではないか!私のYOUTUBEを見てコピーしているとも言うではないか!それでこんなライブ、とくれば応援に行かないわけには行かぬ。奇しくも予定の決まっていた鈴鹿でのコンサートの前日、ということで土曜のレッスンを済ませた後一路ドライブ、。ちょいと参加もさせてもらってきました。なかなか力強くブギを弾いてくれたりして、楽しいライブを聞かせてくれました。これからも頑張ってほしい!!

そして日曜日の鈴鹿市民会館、中村好江(tp)のCD発売コンサートにゲスト出演。
なにせ好江ちゃん、「思いのたけ」の塊が人の形してラッパ吹いてるヒト。ファーストアルバム、自分のリーダーバンド単独で1200名キャパの大ホールでのコンサート、準備も大変だったろうから、当日ステージ上でどれだけその思いが炸裂することやら。

そういうときには少〜し的をハズすのがニューオリンズだろ、と思うわけで。聞いてるヒトが涙して、でもいつの間にか笑顔で踊れちゃうように。で、私はナチュラル&オーガニックな好江ちゃんと反対の、キラキラスパンコールのドレスを着用。後半のステージに参加し、アンコールのセインツではバンドにくっついてビーズ配りを買って出たのであります。

798400_328759040566456_1125868935_o.jpgこのビーズ配り、一度やると結構病み付きになる楽しさ。こんなおもちゃのビーズ、と思いきや、2,3人に配ると会場中からわ〜〜っと手が出てくるもので。この日もアンコールが始まり舞台を下りはじめたバンドにくっついてちょいちょいと投げたら大分いい反応。やったーと思いながら階段を下りるときに絡んだビーズを外そうとしたのがいけなかった。

あれ?足がなんか引っかかった...と思ったら上半身はすでに宙に。足を前に出さなきゃ、いや、それやったらドレスのすそが裂けるかも、なんて、一瞬にいろんなこと考えるもんだねえ、人間は。ずいぶんゆっくりだったように感じたけど、しっかり階段から落ちた模様。舞台に残っていたリズム隊はうひゃああ、と思ったとのこと。そりゃそうよねえ。すみません....(写真は立ち上がってビーズを投げ始めたワタシ)

どうやって着地をしたのか、なぜか手は無傷。足の前脛にちょっと打ち身、でそのまま起き上がってビーズ撒きに復帰。最後はお客さんと踊っているうちに転んだことをすっかり忘れてしまった。
終演後、優しい舞台監督さんが「翌日が痛いんですよ」とシップをたくさん差し入れてくれた。ありがたいやら、心配かけて申し訳ないやら。
危なく好江ちゃんのコンサートを阿鼻叫喚の締めくくりにしてしまうところだった。

798239_328760860566274_1689415171_o.jpg教訓: 舞台からドレスで降りるときは足元を見よ   前を向いて階段を下りてくるタカラジェンヌの凄さがわかったのでした

それにしても、暖かい、いいコンサートでした。好江ちゃん、おめでとう!!

私や海ちゃん、木村OJIも参加しているCDはこちら
http://www.tpyoshie.com/cd/
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

初ニュースは雪でライブがキャンセル...

雪謹賀新年

お約束、のように正月明けに風邪をひき、喉痛→声かれ→発熱のフルコース。豪華版で新年を迎えております。
やっと回復したら楽しみにしていた新春ミントンハウスのトリオが雪で流れちゃいました。悲しい...
でも阿佐田哲也氏がバナナの皮を踏んですべると「これでひとつ悪運を使った」と喜んだという、ギャンブラー的ポジティブ思想で今年も行きます。

さて、こちらAlligator's Talk 、去年1月16日に「毎週月曜日に書きます!」と宣言し、結果は17勝35敗。9月以降は一度も書かず。鰐沈黙。いやいや、面目ございません。

8月後半から、ほぼ毎週コンサートやイベントの続く日々。充実はしているのだけれど、それにつき物の事務雑務と、音楽の質を上げたい!という欲望にかられ、ブログに向かうエネルギーが残りませんでした。コンスタントに書いてる人、ホントに偉いわあ、と思うばかり。
かなり面白かった2012年後半は得意技の後出しブログにします
IMG_20130114_230523-002.jpg

年が変わって去年を振り返りながら物思いにふけっています。(だから熱が出たのか?)
今までの自分に少し飽きてきたところで、すごいライブを経験してしまいました。そうなるとどうしてもそのレベルで音楽をやりたくなってしまう。悩ましいところです。今私はそれに向かってどこにいるのか、どこに行きたいのか、突き詰めたいような、それをやったらヤバイような。
かならずやってくるこういう波。
相変わらずマイペースで、今年も楽しく生きるぞということだけ決めている、こんなワタクシと、またお付き合いください。
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

NORI君帰国ライブ&テグツアー(1)

火曜日、New Orleans在住のベーシストNARAOKA NORI 君&海ちゃんとアップルでライブ。日曜日に来日していると思っていたら、この日ブラジルからアメリカ経由で本日到着とのこと。ひょえ〜〜!ニューオリンズで暮らすとタフになるんだわ。午後7時にベースと共にウチに着き、その足でお店へ、お疲れ様!でしたがアップルのYOKOさんも「やっぱりアメリカでやってる人の音」と評したがっちり安定感のあるベース。WyntonとやってもAllen Toussantとやっても私たちとやっても、同じように素晴らしい。ありがたや。
しばらく故郷北海道へ戻った後、9/12 に渋谷のテラプレーンというお店でジャムセッションをやるということ!

一夜明けて、さて、明日からのツアーの準備、なんだけど朝からお腹痛い。遠足前の子供、だわ。一応かかりつけで検査をしてもらい、一日休みをもらって大事をとる。言葉の通じない土地での演奏。楽しみでもあるけれど、緊張感と、空気を感じるアンテナが鈍っていちゃあ乗り切れない。

木曜日、海ちゃん&JOEと成田から釜山へ、ここでヒラリンに迎えてもらい、テグへ。こちらはあいにくの雨。
その日の宿がコンベンションと重なってどうにもとれなかった、ということで急遽ヒラリン宅にお世話になった。1年半ぶりのご家族とも再会。娘さんたちもすっかり大きくなっちゃった。市場の中にある建物の3階、欧米風の素敵な内装のアパートメント、階下に下りれば夜は飲み屋だらけ、という私たちには天国みたいな、しかし娘さんたちの教育上どうなんじゃ、と夫婦で心配するファンキー下町なロケーション。名物料理のチョッパル(豚足)と海鮮のコチュジャン和えの出前を頼んでくださり、早速ビールにマッコリで乾杯。辛いけどなんともうまみの濃い韓国の味にため息。

金曜日も昼ごろまで雨。市場を覘いて仕事用の靴などゲット。露天で売られている野菜の値段は日本とさほど変わらない。外食の安さを考えると、あまりお家で食べないのかしら、などと主婦感覚の詮索をしながらぶらぶらと。
午後にテグプリンスホテルに移動し、チェックイン。今日から3晩はこちらが宿。ち〜っと古びたところはあるけど、オンドル部屋は日本の和室みたいなもの、ゴロゴロできて気持ちが良い!!

夕方管ちゃんが到着、今日の演奏場所"THAT"のあるテグの繁華街の中心、半月堂駅へ地下鉄で向かう。表の道は雨の金曜日、ということもあるのか大渋滞なのだ。夜7時"THAT"到着。繁華街の中にある、ライブレストラン。8時を過ぎたらどんどん人が入ってくる。9時の開演時にはライブスペースを仕切っている目の前のカウンターまで満員に。演奏を始めると、みんな本当に楽しそうに聴いてくれてる。又、スイングダンサー達がグループで遊びに来てくれていて、後半はみんなで踊る踊る!こちらも否が応でもトップスピードに加速、アウエーから一瞬でホームに空気が変わった感じ。ライブが決まったのはつい10日前。テグの人はそんなにジャズ好きなの?とうれしい疑問。
とにかく幸先の良い初日、打ち上げは”マクチャン”(豚の腸。日本のシロってやつだろうか?)とサムギョッサル(三枚肉)。

会場では一緒に写真を撮って、とみんなが駆け寄ってきて、店のビールは飲み放題、最後はヒラリンの生徒さんが車で宿まで送ってくれた。
出発前までいやな気持ちで見ていた日韓の軋轢をまくしたてるニュース。
そんな空気なんて微塵も感じられない、暖かい いやいや、熱い、ライブ初日だった。

テグツアー アルバム


posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

(花火+ライブ)×2+ニューオリンズオールスターズ

しっかし暑いなあ、お盆!エアコンなしでチャリチャリ走り回ってたらさすがに脱水気味、思考能力が止まりそうでしたが、そんなときにうれしい、いい音楽と花火大会三昧で暑さ吹き飛ぶ素敵なお盆週間。

火曜日はミントンで佐久間和(g)ちゃんのリーダートリオを聴く。アコースティックギターにあわせたバランスが夕方の風のようにとても心地よい。さすが、アコースティックにこだわる和ちゃん。ここちよくまどろめる、また聴きたいサウンド。

CIMG2441.JPG水曜日は大田区の花火。飲み仲間とひとしきり宴会をした後川に沿ってぶらぶらと河口へ向かう。川崎の市街地をバックに上がる花火は、上空に咲く華もさることながら、足元の演出がまるで花畑のように華やかなのにびっくり。最近の花火はこんなところも進化しているのね。
「大田区平和都市宣言記念事業」という、素晴らしいけど舌をかみそうなイベントの一環なので、花火カレンダーにも出ていない、近所の知ってる人しか来ないのが快適さの秘密かも。

さすがに暑いので明日のライブの備え、エアコンON!

木曜日は好江ちゃん、YOKOさん、TAKちゃんと、鎌倉でニューオリンズジャズオールスターズを聴く。
いつものメンバー、いつものサウンド。高い演奏技術なんてまったく忘れちゃうくらい、手拍子しながらリラックスできちゃう、楽しくて、カラフルで、優しい歌声に満ちたジャズ。暑い国で育った、暑さに優しいジャズなんだと再認識。
リーダーTom Fisherがクラリネットで2オクターブも駆け上がる、すごい技をやってるんだけど、観客の目は横で最後の音を一緒に吹こうと構えているCharlieのトランペットに釘付けなのだ。もうドリフの世界だもんね。As Time Goes Byのverseはメガネをかけて一生懸命見ながら演奏していたのに、コーラスに入ったとたん、メガネをひょいっとはずすTom Hook,満面の笑みでかっこいいスラップベースソロを難なく弾いちゃう、Richard,一番「若い」ソロをとっちゃう、名人 Ernie...ほんとにたまんないですわ。
みんなで終った後にお茶を飲みながら日本の「お洒落かっこつけジャズモドキ」への辛口トークに花が咲いた。

CIMG2444.JPG夜はダフネでのライブ。
お馴染みの顔あり、七夕みたいに、このライブに毎年来てくれる人あり、ジャムコンサートに出演してくれた生徒さんあり、ふらっと寄ってくれた外人さんあり、(やっぱり踊るんだよね〜彼らは)お昼にもらったニューオリンズの空気が体にしみこんだ、幸せなライブが出来ました。皆様に感謝です!!好江&海は暑さのためかいつもより余分にぶっとんでおりましたな。わはは
磯ちゃん&みのくんの新たなコンビがスパークしたのも思いおこせば去年のダフネのライブでした。
何か面白いことが起こる、そんな空気に満ちたダフネなのです。おいしいピザ&パスタもご馳走様でした!

土曜日、こんどは川崎&世田谷の花火にでかける。世田谷側はお金ありそうだな〜〜、という印象の花火共演、でも目の前で見る、ちょっと昭和な川崎の花火も捨てがたいですな。ときどき上がる「ドラえもん」花火がまた郷愁をさそいます。
1週間に目の前で2つの花火大会、贅沢きわまりない。多摩川沿いに住んでてハッピーな季節

CIMG2559.JPGそして日曜日はMINTON HOUSE40周年記念ライブ。光栄にも第一弾をやらせていたくことになったSoul Food Cafe。昼の部からの人や若いニューオリンズミュージシャン、MINTONの愛すべきご常連などお店は立錐の余地もなし。ジャムセッションなども交え、すはらしくニューオリンズな一夜となりました。

つくづく思う。ジャズ、ニューオリンズ、音楽、人、場所、どれかだけじゃ続かない。40年間、それを繋ぎ続けたMINTON HOUSE、人と音楽が交わるCross Road。素敵な場所に改めて乾杯、です。
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月13日

なかなか会えない人たちと

前半はちょっと涼しかったけどもりもり暑さを盛り返した後半

連日のオリンピックでやっぱり寝不足気味の毎日
「結果が出る」っていう世界にちょっと憧れつつ、簡単に結果の出ないアートの世界の底深さにまた愛着が湧く

木曜日のHUB。その後になでしこジャパンの決勝を控え、街はずいぶん早く静かになったのに、なぜか大賑わい。
この日に遊びに来てくれたお客さん、皆にチューしたい気分(やだって?)
演奏もなんだか不思議な熱さで後で聞き返したら思わず笑いがこみ上げてきた。
この様子は31日に再現されそうで今から頬がゆるんでます。

休みの日は、ご無沙汰している人たちに会いにでかけた
日吉の名店、画亭瑠屋のマスターとはいつものようにマラソンと野球の話で盛り上がり。マスターは高温注意報もものともせず走り回っちゃう、硬派のアスリート。オリンピックと高校野球、一番ホットな話題満載の時期に訪ねるとホントに楽しい。

CIMG2376.JPG笠間に住むおばあちゃんにも誕生祝に。8月で98歳。いよいよ100を目前に、新たな目標に燃えてる!スーパーばあちゃん。ひとつ長生きしてくれれば血を分けてもらった私たちの寿命も延びる気がするので、がんばっていただきたい!(男性に囲まれると一番いい表情になる、まだ現役か?もんちゃん!)

銅鑼のライブには最近自分のスタイルを確立しつつある、トランペッター菅野淳史(tp)君の演奏を聴きに行った。綺麗な流れを持つ演奏スタイルはトラディショナルなスタイルで間違いなく日本でも指折りのプレイヤーになっていく筈。テグのツアーにも「自費でもいいから参加したい」って言ってくれた。こういうメンバーにめぐり合えるなんて幸せなこと。


さて、今週からSoul Food Cafeのライブ三昧。曽我君、菅野君、中村好江ちゃん、という3人の素敵なトランペッターと男気のトロンボーン由理ちゃんと共に、楽しいライブができそう。わくわく!
まだまだ熱い夏は続きますな。

posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月30日

ジャズの甲子園

昨日は長年公私共にお世話になってる「ぴあにしも」のボーカル発表会。私と日ノ下慶二君と2つのピアノトリオで36組のソロ&コーラスと演奏した。

1週間前に譜面読み合わせのリハーサルをし、当日初めてトリオで歌う。みんなリハーサルの時にはずいぶん緊張していたけれど、本番は晴れやかないい表情がたくさん見られた。

ボーカル、楽器、みんなが共演するのがJazz。伴奏、になっちゃつまらない。
ボーカリストはプロフェッショナルじゃないから、アドリブがきくわけじゃない。
でも一人一人がこの日のために何ヶ月も、1曲、2曲に取り組んでくる。
甲子園の球児が1試合勝つために全力を尽くしてくるように。

その思いのこもった1曲にどこまで寄り添ってその歌を輝かせてみたい、それに皆さん答えてくれたのがうれしかったです!

ドラムスのみの君、ベテランの小林展明(b)さん、やっぱりこういう仕事をするとプロの地力がよくわかる。
日ノ下君のピアノは本当に美しくて優しかった。
これが聴けたのも楽しい、
そんでもって打ち上げで気持ちよく飲んで気持ちよく過ごした夏の日曜日

夏真っ盛り、自転車とピアノの間を往復するのも、又楽し

さて、モリモリの8月がやってくる!
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 月曜日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする