2017年02月10日

プノンペンの3日間(2)=tuk tuk が楽しい!

カンボジアの文化はクメール、と呼ばれる。言葉はクメール語。クメール料理ははタイ、中華、インドの料理が混ざり合っている感じだ。スパイスや塩味はきつくなく、全体に優しい印象。アモックというカレー風味の料理が美味しかったな〜。

支払いはほとんどドルでOKで、1ドルがカンボジアの通貨「リエル」で4000。
ベトナム、タイなど東南アジアの国々が経済成長し、欧米や日本の観光客が現地の物価の安さを享受できにくくなってきて、今はカンボジアに向かってきているのだという。ドルが使えるお店でビールが80セント、というとたしかに安い。特にシンガポールが目が飛び出るほど高かったから、ちょっと嬉しかったりする。

街の中はあちこちで巨大なコンドミニアムの建設が始まっている。日本、中国からのお金で高速道路も次々と建設されている。街の形が変わるスピードがどんどん加速している今、プノンペンの少しのんびりした街の姿はいつまで続くのかしら?

この日の夜は外国人が多く集まる、という地区にあるAlchemyというライブをやっているレストランに連れて行ってもらった。ポール・モーリアの楽団でピアノを弾いていたフィル、というフランス人がキーボード、ロシア人のドラマー、ヨーロッパ系の女性ボーカリストが庭に作られたステージで80年〜のポップスを中心に演奏している。上手ですな。仕事してる、って感じ。ニューオリンズで言えばバーボンストリート。

料理はギリシャ料理とアメリカン。Southern Fride Chickenっていうのがあったので飛びついたら、薄〜い塩味だった。残念...でもハンバーガーやサラダは日本やアメリカで食べるのと変わらない味。生野菜ってあまり食べる習慣がないようだし、ちょっと前だと生野菜は当たることがあるから避けましょう、なんて言われていたから、そのへんは変わってきたのだろう。ビールを飲んで一人12ドルくらい。

出発する時にホテルのすぐ前の路上にテーブルが出ていて、地元の人が豚のソテー定食、みたいなのを食べててとても興味をそそられたのだけど、こういうところは言葉が通じないのと、食べて大丈夫かが今ひとつわからないので今回は諦めた。
現地の人の味覚、金銭感覚とかもう少し長くいて触れてみたいなあ。

最終日の朝、Central Marketへ。街中の移動はtuk tukという4人乗りのバイクタクシーが中心。信号なんてない中、自転車、tuktuk、バイク、車、さらに歩行者が入り乱れて阿吽の呼吸ですれ違っていく様はユーモラスですらある。
乗る時に行き先を言って値段を交渉する。初乗りが1.5ドル(地元の人は5000リエル。日本と欧米人は1.5ドルか2ドルでOKだけど、中国人は必ず1ドルに値切ってくる、とドライバーが苦笑していた)10分以上の距離だと2ドル。街はそんなに広くないのでmax3ドルで移動できる。交差点にはたいてい客待ちのtuktukがいて声をかけてくる。行き先を告げるととりあえず「3ドル」って言ってくるので「2ドル、じゃなきゃあっちに頼む」っていうとじゃ、2ドル、で決着が着く。夜とか他にいない場合はおとなしく3ドル払う。細かいけど、変に気前よく払っていると物価を狂わせて地元の人達に迷惑しちゃうから気をつけなくちゃね。
交渉した料金が降りた時に変わることがないので、安心して利用できるのがうれしい。

マーケットの入り口も極彩色の花屋さんが並び、奥にある布製品の店先も本当に賑やかだ。コットンのストールがおすすめだそう。花の刺繍をあしらった小物入れがかわいくてたくさん買ってしまった。裏表で色が違い、一つとして全く同じものがない。お花畑を持って帰ってきたみたい。銀製品、宝飾品なども豊かに売られていた。

抜けるような青空とわいわいと人の行き交う路上の賑わいが印象に残ったプノンペン。
ちょっと都会でちょっと田舎。のんびりできます。

posted by Alligator Natsuko at 12:14| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月07日

プノンペンの3日間(1)=初めて行ったニューオリンズを思い出す

2/3から2泊、シンガポールから2時間ほどのフライトでカンボジアのプノンペンへショートトリップ。

空港は昨年のリニューアルでとてもきれい、街中へ行くタクシーも定額料金、米ドルが使えるのでアウエイ感は意外とない。

ホテルは王宮のすぐ裏手、木々の間を抜けるアプローチ、部屋にポーチが有り、プールサイドにオープンエアのレストランがある、こぢんまりした、とてもリラックスできるところだった。一日ホテルにいるのもいいだろうなあ。場所は、内緒。

在住のColin & Keikoさんがアレンジしてくれ、夜はPhnom Penh Jazz Clubでトリオで演奏。フランス人がオーナーの店は壁の絵や赤を基調としたインテリアが暖かい雰囲気を醸し出している。9時からのライブには、「ライブミュージックを楽しみたい」という好奇心に溢れた人々(ヨーロッパ、アメリカ、日本からのお客さんが多かった)が詰めかけた。Colinのハーモニカの繊細なダイナミクスに私と海ちゃんが寄り添っていくような音の創りに客席の歓談の声がシンクロするように沸いたり、静まったりする。ああ、この感覚、ニューオリンズで初めて演奏したときによくにている。「知っている曲をやって」なんて、誰も言わない。初めて聞くものだから、耳を澄ませて、感覚を澄ませて、自分の心のなかにある何かと響き合う瞬間を探している。
こういう空気全体のことをジャズ、っていうんだ!と一人で感激してたら、オーナーのSebastianも「ダイナミクスが素晴らしかった。最高のライブだった」と言ってくれて、2重のハッピー。また演奏したい、と思う場所になった。
ライブをやっているところでもチャージを取るところはほぼないそうだ。ビールが2ドルくらい。これで気持ちのいい音楽聞けたら、そりゃ通っちゃうよね

2日目は早起きをして、40キロほど北のOudongという旧主首都へ。ワゴンタクシーを半日チャーター、6人で一人10ドル。

見渡す限り平らな大地にぽっこりとOudong mountainがあり、急階段を登っていくと美しい仏塔、大仏殿などが建っている。昔の王様はこの上から豊かな大地を見下ろしていたんだろう。
それぞれ様式の違う仏塔や、クメール・ルージュに破壊された後再建している巨大な大仏殿などを尾根伝いに見物していく。Colinは1970年台にここを訪ねていて、その頃との変化を聞かせてもらうととても興味深い。仏塔の彫刻はどれもとても美しかった。

ときどき靴を持つ(旧王宮の周りは靴を脱いで回る)、花を買って、などと子供がよってくる。物乞いの子供もいる。プノンペンでは見られなかった光景だけれど、10年位前はアンコールワットでも、子供といえばそういう子供ばかり目についたんだそう。今は街中では子供が制服姿で歩いている。当たり前だと思っていたけど、私が生まれた頃は内戦のさなかだった国だ。暮れに訪ねたアンコールワットには、20年前には一人もいなかったカンボジア人の観光がたくさんいて、嬉しい光景だった、と妹が言っていた。

お昼になって暑くなってきたので街へ戻る。今建設中という道路はところどころでとんでもない状態。半分だけ舗装済み、半分は穴だらけのホコリ道で大きなトラックとすれ違い、その間を乗り合いバイクタクシーやら物売りやら、人やら、自転車やらが逆走もなにもあったもんじゃない状態ですり抜けていく。行きに2時間近く、帰りは2時間半。ドライバーさんもぐったりだった。お疲れ様でした!

お昼はクメール料理。 (続く)

Phnom Penh 2017 photo album
posted by Alligator Natsuko at 14:27| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする