2017年04月17日

2度目のミックスダウン 

4月5&6にオーディオパークで録音したトリオの音源。
10日に一度オーディオパークでミックスダウンをしたのだけれど、少し直したい場所もあったので、今日はエンジニアの増田さんのピークサウンドにでかけて改めてミックスダウンをしてきた。

レコーディングをして、最初にミックスダウンをしたオーディオパークのスタジオは蓄音器のコレクションの並び、微妙な角度に計算されたコンクリート壁に囲まれた重厚な作り。方やピークサウンドは前田君という人懐っこいニャンコが膝に乗ってくるわ、一角にバーカウンターがあるわ、窓からロマンスカーが見えるわ、というとっても親しみやすいスペース。

同じ音源を二つの違った環境で聴きながら音を仕上げていくのはとても興味深い作業だった。
オーディオパークのスピーカーは一つ一つの楽器がはっきりと粒だって聞こえる。ピアノの音の空間に放たれた後の響きまで、聞こえる様な感じ。それはとても素晴らしいのだけれど、聴けば聴くほどそれぞれの楽器に耳が引かれてしまって、さて、全体の印象はとなると一言で言えない、と感じてしまう。
家に持って帰って、フツーの小さいスピーカーのステレオで聴くと、印象が違ってちょっとびっくり。

録音、って、それを聞く人の持っている装置によって随分印象が変わってしまう。誰に、どんなふうに聞いてもらいたいのか、そこまで想像して作るのがレコーディングなんだなあ、といまさらながら再認識。

ニューオリンズの空気を感じられるのは青空をながめながらビール片手に聞いて気持ちのいい音かな。
二つのスタジオで自分たちの音にゆっくり向き合って改めて思った、桜の季節でした。





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2016年09月03日

ニューオリンズのソロピアノ恋しや

al broussard.jpegニューオリンズに行き始めた頃バーボンストリート717番地にTricou Houseというバーがあった。そこでAl Broussardというおじいちゃんがほぼ毎夜、ピアノを弾きながら歌っていた。アップライトピアノに座っている姿が表通りから見え、彼は通りを往く人に「入っていかないかいレディ」なんて声をかけながら、ハッピーな歌とピアノを湧き出るように途切れなく演奏していた。
ルースや、ストライドや、ゴスペルがごちゃまぜ自由に出てきて、リクエストはうろ覚えでもとにかく歌っちゃう。お礼に「ジョニ黒を」おごってくれようとする客に「俺は赤しか飲まない」なんて頑固なところも見せながら、まるでバーボンストリートの風景の一部みたいに演奏をしていた。
一歩外へ出ると酔客のラッシュ、騒がしくて猥雑なバーボンストリート。でもAlのところに来れば、古い映画の中に入ったような懐かしく温かい、気分になることができた。

ニューオリンズピアノ、というのは単なる奏法とかスタイルではなく、言葉で表現し尽くすのはとても無理なのだけれど、彼らには何か共通したものがある。学生の時初めて聞いたJames Bookerの On The Sunny Side Of The Street で 雷に打たれたような心の揺れを感じてから、ニューオリンズ、ピアノソロ、というキーワードを手がかりに実に個性豊かなピアニストに巡りあってきた。当時すでに有名だったDr.John もバンドのアルバムはまずまず楽しい、と思っていたけど、彼の本名名義で出した2枚のソロアルバムの美しく、カッコ良かったこと。そして鬼才James Bookerの流れを組むHenry Butlerをニューオリンズで身近に見た日々は私の人生の宝だ。
ユーモアこそ音楽を彩るもの、と教えてくれた女性ブルース&ブギの弾き語り Katie Webster 、今まさに油の乗ったニューオリンズピアノの御曹司 Davell Crawford。

みんな強烈にSwingし、ソウルがにじみ出るところは共通。必ず持っている必殺芸があるところも。
そしてどこかちょっといびつで、毒がある。
フグみたいなもんですかね。

さて、週末は、ヨコスカトモダチジャズというジャズフェスで、夜は関内でもソロ。
懐かしいALの作ってくれた空間を思い出しながら、賑やかなフェスの横丁で酔客を待とう。

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2016年06月13日

引き込まれる個性 =赤坂由香利(p.vo)=

久しぶりに朝7時の満員電車に乗って成田近くで「アンサンブルの黄金比」3管とピアノ、バンジョーというニューオリンズの心地よい川風の中にいる様な演奏を終え、夢心地で船を漕ぎながら戻った川崎。

ぴあにしもに立ち寄ると、ちょうど赤坂由香利さんのライブが始まるところだった。
私と同じ、ピアノの弾き語り(この言い方、いかさないなあ、なんかいい呼び方ないかしら)。出演場所も重なることが多く、名前はずっと見ているのだけど、随分前に会ったきり、なかなか会えないでいた。

真っ直ぐあかさかゆかり.jpgな髪、シャープな眼差しは最初に会った印象そのまま。でもMCするとかなりかわいらしい。あれ、意外。(失礼!)
囁くようなタッチのピアノで曲が始まる。ベースとちょっと悪いたくらみをしてるんじゃないか、というくらいひそひそと、でも大胆な音楽会話。お酒を飲んでいる人もみんな手を止めて振り向いてしまう。その会話に秘められた何か、を聞き逃したくないと思ってしまうのだ。
そしてボーカルが始まった瞬間、
Nina Simone ! が浮かんだ。(よく言われるのだそう)

ざらりとした面とビロードのように滑らかな面と両面を持つ声。張り上げることはないけれど、深く胸に沈み込む。

忘れ物を取りに行ったのに、結局最後まで目が離せず、おまけに日本酒3杯ものんぢまった。由香利さん、素晴らしい時間をありがとうございました。
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2016年06月09日

トランぺッターの覚醒=中村好江=

5月の末からル・クラシックコンサート、Sonesta@Minton House で共演した中村好江ちゃん。
3月から4月にかけて1か月をニューオリンズで過ごしてきた彼女が何を感じ、何を聴いてきたか、それを彼女の演奏から感じるのを楽しみにしていた。

Yoshie nakamura.jpg変わったのだ〜〜、いままでで一番。
元気で溌剌と前に出ていくスタイルはもともと彼女の最大の魅力だけれど、その前のワントラップ、というか、シュートの前に一呼吸おいたり、フェイントをかけたり、そういうやり取りの妙味の引き出しを随分と作って戻ってきた。ゆっくり温めるブルースも、深さを増していた。

ニューオリンズではいつもはあちこち、ライブをハシゴしていたのだけど、今回は毎日プリザベーションホールに通い、最初から最後まで聴き、ステージに上がっていたのだそうだ。

なるほど。

一日のステージの中ではいい瞬間ももどかしい瞬間も、波のようにやってくる。いい瞬間だけ、楽しい瞬間だけ感じていると音楽は薄っぺらになってしまう。
ニューオリンズで演奏するだけで楽しい、という時期が終わり、今のプレイヤーの奏でるニューオリンズジャズの中に心も体も浸っていたのだね。ニューオリンズジャズと自分にひとり、まっすぐに向き合った時間が彼女の演奏から立ち上っていた。

まるで蝶が羽化するように、ミュージシャンの魂がが覚醒するエキサイティングな瞬間。これがさらに彼女の中に落とし込まれていくのだろう。次の共演がまた楽しみ。
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2010年10月07日

やっぱり野毛洋子は間違いない

岡山から「東名集中工事 名古屋からずっと1車線」の地獄絵図をくぐり抜け、深夜帰宅のSoul Food Cafe、5日はHUBで「Chicago Meets New Orleans」、そう、お待ち兼ねの野毛洋子さんとの共演でした。

1年ぶりのYOKOさん、夏には交通事故にあったり、ずいぶん大変な一年だったそうだけど、髪をがっつりアフロに変えて現れた姿にはもう、後光のようなオーラが。そうか、ブルースにとってはトラブルは栄養なんだな、と勝手に納得。

Clarkも84歳になってますますお元気でこういう音をセクシーって言うんだよ、っていう音で愛情たっぷりの演奏。毎度ながら彼の色気にやられちゃった女子、多数出現。

YOKOさんはSoul Food CafeのボーイズにおそろいのブルーのTシャツを用意し、コーラスパートを指導し、もう、Soul Food Cafeは彼女の手中です。磯ちゃんなんて「あんた、そんなにいい男だったの?」と再確認を迫りたくなるほどのハンサム振り。そう、YOKOさんはオトコの魅力を引き出すのも実に見事。歌詞の中で「死んでまえ!」といわれても、肘でどつかれても、彼女に「うみちゃ〜ん」「ひらり〜ん」「jo~」って呼ばれた瞬間、みんなでろでろ。

こんなところもあたしゃあ尊敬してやまないのでございますわ。

音楽は、とにかく一度聞かないと、話になりません。
ブルース、って何?
ゴタク並べる前に、YOKOさんを聞けばわかりますって。

今日もう一度チャンスがあります
ミントンハウス(西荻窪) 03-5370-4050 にて、今日はYOKOさんの遠赤外線のようなじわ〜〜と”効く”歌声を。





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2010年03月10日

ジャズひなまつり2010

重たい色の空だけど、幸い雨はひどくならなかった。

タイトルがいかしてるよね、「ジャズひなまつり」、早くも今年で5回目になりました。

銀座、と聞いた途端に緊張する私。耳際の白髪を抜いた方がいいか、くたびれたブーツは替えたほうがいいか、ぐるぐると頭の中を?が駆け巡る。

おまけに、雨。足が濡れるのと手先が冷えるのが苦手で..ぐずぐず...。田舎者で無精者が曇天の銀座に上って行くのはなかなか難儀なのだわ。

いかんいかん、と真っ赤なジャケットを羽織ったらちょっとだけ元気がわいた。

こういう日に気心知れた客人が来てくれるのはありがたい。ランチでもしてから、と待ちあわせたのは登山ショップの「好日山荘」。いいね、このカラフルさ。軽くて、機能的なら何やってもいいのさ、という風通しの良さ。こんな天気の時には余計元気がでますわな。

コリドー街は日曜日のせいか、驚くほど静か。でも唯一、あいてた七輪炙り屋で出てきた焼肉のランチはすごく美味しかった。きっと平日は並ぶんだろう。七輪の暖かさもあってお腹も満たされて、店を出る頃にはアメアメ降れ降れ、半スキップで最初の会場へ。単細胞だ、私。

ナッシュビルは縦長のレイアウトがアメリカっぽく、すこぶる居心地が良い。ここでTaste Of New Orleans,海付豊(sax)、三浦剛司(b)にドラムの日高弘さんが入ってくれてカルテットで演奏。お店の雰囲気のお陰もあり、朝方の緊張はなんだったんだって言うくらい、もはや気分はニューオリンズにいるが如し。しかし、私の与太話MC、そんなに真面目に聞かんといてね。

おひなさまだから「おとこなんて」、と思って繰り出しましたが、さすが銀座、「おとこなんて」も「おんななんて」も上品な合唱でございました。

休み時間はHUBで佐久間和(g)ちゃんや高橋ヤスさんなど、おひなさまならぬ七夕状態で久しぶりに聞かせてもらってゆったりタイムを過ごす。しかしこの天気じゃビールがちゃんと代謝されないのでちょびっとだけ。

次のオリオンズ、IMG_7013.JPGここがまた輪をかけて時間が止まってる。ニューオリンズのフェアモントホテルが脳裏に浮かぶ。去年見かけたお客さんが多分同じ席に座っていてほとんどデジャヴ。去年からずっとそこにいらっしゃるんじゃあありませんか??

ドラム無しのトリオ。なんていうかね、今演奏してるんだけど昔演奏した風景を自分で見ているような、不思議な感触のある空間なのですわ。「Old Ragged Cross」を一人で歌っている時には完全に幽体離脱状態。

こうして自分の世界にどっぷりと浸りこんでたゆたっているワタクシをあきれもせず支えてくれる心優しい男性ミュージシャン陣、ひなまつりでの演奏は(いつもか)そういう殊勝な殿方に支えられております。その不思議音世界をこれまた喜んでCDなぞお買い上げくださったり、演奏中は気持ちよさそうにうつらうつらなさりつつ、いいところで掛け声、拍手を送ってくださったり、これまた銀座ならではのリラックス感を溢れさせたお客人、ありがたや、ひな祭り。お客さんがいかしてるんだな、このお祭り。

変なクセで、CDあります、って言っておきながらいざ「下さい」って言われると「え、ホントに買うんですか」とびっくり顔をしてしまうらしい。間抜けですみません。お買い上げいただいた方には失礼をいたしました。ホントはすごく嬉しいんです。がんばって直します。

演奏も終わってほっと一息、最後はナッシュビルに戻り、洗足学園ジャズ科生の、生き血を分けて欲しいようなフレッシュな演奏に浸る。古い曲も、やっぱり演奏する人の時代に蘇るんだ。素敵だ。

エムズで打ち上げ、天狗で打ち上げ、帰った頃にはすっかり酩酊。やっぱり銀座に居る緊張感は並みのものではなかったのだ。翌日は一日、記憶なし。

IMG_7016.JPG今年も本当にありがとうございました。

主催者の深澤さん、本当にお疲れ様でした。

来年も又、他のどこにもないこの空間が現れますように。

PS
ナッシュビルにあるいかしたサイン
I'm not a HARD drinker  It's the EASIEST thing I do   だって。
ジャズはいつだって呑み助の味方







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2010年02月21日

Mardi Gras In Yokohama vol.5 終了!

今回も賑やかでハッピーな一夜になりました。ご来場のニューオリンズファンの皆様、本当にありがとうございます!

しかし2月が寒くて、なかなかニューオリンズの感触が思い出せない。当日に向かってテンション上げるべく、スーパーボウルやニューオリンズのパレードの録画を見ながらこの日を待っておりました。

リハーサルを終えるとサムズのメニュー目当てのお客さんが早々と到着。こちらはお向かいのハイボール酒場で一杯やって景気付け。ここの刺身のぶつがコストパフォーマンス抜群でした。もぐもぐ。

8時、お客さんも集まってくれたので予定通り、Kotez&Yancyで幕開け。
それぞれとは共演したこともあるんだけど、このユニットをじっくり聞くのは初めて。本当にいいDuo。
骨太で男らしいハーモニカを吹くKotezは小学校の頃クラスで一番喧嘩の強かった子がそのまま大人になったようなやんちゃな感じを持ってるんだけど、オープニングで彼が「Many Rivers To Cross」をジミークリフと同じ女性と同じハイキーで歌いだした。不覚にも涙がこぼれそうになってしまったわよ。

ストライドからファンクまで、自由にリズムを織り成すYancy、どこまでも自由で、どこかちょっと危ういところがまたいいのだ。好きなものを縦横無尽に音に乗せていく彼のピアノに、冬の寒さで固まっていた心が気持ちよくほぐされていく感じ。ニューオリンズで感じる暖かさが彼らの音楽には満ちていて、もうこれだけで今日の日が来て良かった〜〜、ってシアワセな気分になってしまった。

会場もすっかり暖まったところで、我らSoul Food Cafe。気持ちもほぐれたけど音楽もほぐれまくりで、ニューオリンズの「ユルユル感」きわまれり、の演奏になっちまいました。曽我っち&海蔵のフロント陣はたぶんベルから酒の匂いを振りまいているだろう、というオヤジ全開のパフォーマンス。そういやあハイボール酒場で「フロント陣には失うものなんてないっすからね、あ、ここのハイボール薄いですから」と夕暮れ時から飛ばしていただけある。これでがっつり吹いちゃうんだから、恐るべき地力だなあ。
Yancyに「長くバンドやってないと絶対でない音」っていわれてすっかりうれしくなっちゃったね!

そしてニューオリンズセインツのユニフォームを着て元気にトリを努めてくれたピリカラ、ホントに回を重ねるごとに良くなってきてる。踊れるブラスバンドのツボがしっかり音に出てきて。アヤちゃんの成長は涙もんだ。お客さんも皆で踊って、もうこれはニューオリンズだろう!Happy Mardi Gras!!
最後はみんなでMardi Gras In New Orleans、11時過ぎまで踊って騒いで、2月だってのに毛穴も全開、大汗かいて夜はふけてゆきました。

サムズさんがいつも用意してくれるスペシャルメニューを〆に頂いた。ガンボの代わりにクラムチャウダーが用意されたんだけど、このクラムの量で400円。安すぎませんか?っていうくらい嬉しい一品でした。皆さん、食べましたか〜〜??

というわけで、やっぱり楽しかった横浜ニューオリンズ祭。次回は8/27(金)の予定です。次回も待ってま〜す。







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2008年11月15日

本日より!新宿トラッドジャズフェスティバル

新宿3丁目でお待ちしています!

15(土)&16(日) お疲れ!打ち上げアフターアワージャムセッション
17:00-20:00 @ 九州男

ワンドリンク付 ¥1000 追加ドリンク ¥500〜
昼間盛り上がった人も、来そびれた人もミュージシャンもお客さんもいらっしゃいませ!

フェスティバルはこちらに出演
古川奈都子(p&vo)
15(土) 
13:00-13:40 @「き」(9)  =Soul Food Cafe 小森信明(tp)=
14:00-14:40 @ 池林房(6) =Mitch(tp) クインテット=
15:00-15:40 @G's Bar(15) =西荻窪ミントンズ 曽我清隆(tp)・青木研(bj)=
16 (日)
12:00-12:40 @Brut(7) =Soul Food Cafe 小森信明(tp)=
14:00-14:40 @Pit Inn(1) =野毛洋子(p&vo) クラークディーン(ss) Soul Food Cafe= 

15:00-15:40 @楽Qui(8) =青木研(bj)オンステージ=

海付豊(sax)
15(土) 
13:00-13:40 @「き」(9)  =Soul Food Cafe 小森信明(tp)=
14:00-14:40 @ スモーキン・ブギ(2) =曽我清隆(tp)クインテット=
15:50-16:30 @銅鑼(5) =小林創オルガンジャム=
16(日)
12:00-12:40 @Brut(7) =Soul Food Cafe 小森信明(tp)=
14:00-14:40 @Pit Inn(1) =野毛洋子(p&vo) クラークディーン(ss) Soul Food Cafe=
15:00-15:40 @ニュートンズアップル(24) =曽我清隆(tp)クインテット= 

15:50-16:30 @銅鑼(5) =小林創オルガンジャム=

*( )内の数字はプログラムの会場番号です



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2008年07月22日

恐るべし、Harlem

昨日、今日とライブ三昧。

昨日は横浜、国際花火大会のさなか、高橋三雄さん率いるビッグバンド、シャイニーズの旗揚げ公演。それぞれのソリストを生かした選曲はとても心地良い。クリフサイド、いい味出してます。客席のフロアが傾いているところまでなんだか愛しい。横浜ってちょっとタイムスリップした味わいがいいんですね。

そして今日はまず恵比寿のサッチモ祭。行ったときはブラスバンドとジャムセッションのさなかだった。パワフルで楽しいけど、天井の高い音の回る空間だと結構お腹一杯になっちゃうのね。その後のNew Orleansノウティーズの枯れた味わいが耳に優しかったっす。

さて、メインのHarlem Jazz Machine@ビーフラット。
やっぱり別次元だ。
ジャズはここで生まれ、育ったんだ、ということを全身で表現してくる。スピリチュアルで、ファンキー。一人一人の音色がジャズという大地に根を下ろして立ち上がっている感じ。

Emanuel Harold(D)のイマジネーション溢れるドラム。学校の先生をしているというRashiim Sahuのベースは一体どうやればそんな音が出るのか、というほど生々しく、力強く歌いかけてくる。ピアノのchip Crawfordは唯一の白人だけど、白人だ、なんてことに本人が気づいていないんじゃない?というくらい自由でモダンだ。バラードのバッキングは涙が出るほど美しい。

トロンボーンのAndrae Murchinsonは弱冠25歳にもかかわらず、深みのある、素晴らしい音色だ。Benny Powellを思い出した。春にDuke Ellington Orch.を見たときに見たトロンボーンに似てるなーと思っていたらやっぱり来日していたそうだ。これから一体どうなっていくのか???テナーのWayneは若さ溢れるアグレッシブな演奏。リーダーのMelvin(tp)はマイルス?といった風貌で、とっても優しいのが伝わってくる演奏をする。今回彼らを連れてきたハーレムのおかっつあん、森ケイさんはみんなにこよなく愛されている。ハーレムで歌うって、すごいことなのだ。

さらにぶっとんだのがボーカルのGregory。Skylark,Wayne ShorterのBlack Nile、K.L.Kingの暗殺のエピソードを歌にした196what。力強く、美しい。そしてファンキーの極めつけ、Work SongにMoanin'。小難しいNYジャズと思っていたが、ファンキーでソウルフルなジャズがハーレムで脈々と受け継がれてきているのが感じられる。

ゲストでありコーディネーターである中村誠一さんも、素晴らしかった。NYを愛しているからこそ生まれる演奏。ジャズはスピリットだ。とサックスが語っていた。

本物はやっぱりすごい。ほかに感想がなくてすんません。
NYに行く機会があったらぜひ彼らの出ているセントニックスパブへ。
ジャズのエネルギーを心ゆくまで浴びることができますよ!

というわけで来年の春はHarlem~New Orleansツアーに決定。3月末から4月。
ご希望の方はお早めにご一報を。いい宿、とっとくよ〜。

ああ、いますぐ行きたくなっちまった。飛行機
posted by Alligator Natsuko at 00:42| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

週末のライブ三昧。客になるよー!うほほ。

北海道レポートは一休み。
23日からの三重・名古屋ツアーの前にあたかも前夜祭のごとく、利尻島の港にはりつくムラサキウニのごとく、魅惑のライブがダンゴ状態。

19(土) New Orleans Hot Summer Festivalに出演のザディコキックスが前から気になっていた
横浜六角橋闇市に登場。闇市にザディコ。間違いなく片手に生ビール。う〜〜、そそられるなあ。
http://zydeco.jp/

20(日)横浜本牧の大老舗クリフサイドにわれらがみっちゃんこと高橋三雄さんがリーダーバンドシャイニーズを率いて旗揚げ公演。三雄さんのアルトサックスの音色は本当に美しい。23日からのツアーを前に気合の入った演奏が聴けること間違いなし。ボーカルは一年中真夏の熱さ、ブル松原。花火を見てから流れるのも一興。
http://www.geocities.jp/big18jazz/cliff080720.jpg

21(日)お馴染みサッチモ祭が恵比寿で。ニューオリンズトラディショナルのバンドが勢ぞろい。
http://wjf.up.seesaa.net/image/satimosaidai.jpg

夜はいまからわくわく、週末ライブはしごのメインイベントは赤坂ビーフラットでNYハーレムからやってくるHarlem Jazz Machine。3管に2ボーカル、ゲストは中村誠一さん。ボーカルの森ケイさんはハーレムに根を下ろして歌い続けてる、気骨の女性。男性ボーカルのグレゴリーもすごいらしい。ハーレムとニューオリンズには似た空気が流れてるもんね。楽しみだ〜〜〜!!
http://saxphonetman.sakura.ne.jp/cgi/notice/diary/data/2008_06/0617.jpg

いい夏になりそう。皆さんも、ぜひ!
posted by Alligator Natsuko at 09:12| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月14日

SFC @ Seoul Swing Festival

5/11 (日)、ソウルで行われたKorea Swing FestivalにSoul Food Cafe(tp 曽我清隆君)で招待され、参戦。
ソウルオリンピックの柔道の会場として作られたスタジアムに1000人を越えるスイングダンサーが集合した。

朝6時出発、9時半の飛行機で12時仁川空港に着き13:30に会場に入って15時から演奏。ちょっとトラブルがあったらステージに間に合わないかもしれない、というかなり強行スケジュールだったけど幸いスムーズに会場入りできた。フェスティバルは14時から22時まで。バンドはSoul Food CafeとUS Armyのビッグバンドがプログラムされ、チャンピオンシップのコンテストやDJでのダンスタイムが間に挟まる。盛りだくさんの一日だ。会場に着いたときには入場者が長蛇の列を作っていた。

まずは会場を見に行く。4年前に演奏に来たときのシンプルなステージをイメージしていたら、おっとびっくり、2段ステージの後ろには巨大なスクリーン、クレーンカメラが出て舞台のミュージシャンやダンスフロアが大写しされるという豪華な演出なのだった。4年でこんなに大きなイベントに成長していたなんて、韓国のスイングシーンはすごい活気だ。4年前にSoul Food Cafeが演奏したのがライブバンドを入れたイベントが盛り上がるきっかけになったそうで、それから若いダンサーがどんどん増えてきたらしい。ダンサーの間ではSoul Food Cafeの名前が思ったよりずっと知られていてちょいとびっくり。

そんな大舞台の割には全体にあんまり殺気立ったところもなく、PAさんも私たちがついてからマイクやらをセッティング始めるのんびりさ。こちらも例によってモニターから音が出てるからOKよ、ってな感じで10分足らずで準備完了。
会場の空気はホットだし、楽しみ楽しみ。

DJタイムに続き1時間のステージを2回。曲が始まると待ちきれないように踊りだし、踊りそびれたダンサーはダンスの輪の端でうずうずと待っていて、曲が変わると待ってましたとばかりフロアに飛び出してくる。ジーンズにTシャツのスポーツ感覚で所狭しと踊る姿は圧巻だ。気に入った曲だと踊りながらステージ前まで来て手を振ったり、拍手をしたり、素直に楽しんでいることをアピールしてくれるから演奏する方も気合は入るしちょっと後ろを見ると自分の姿が大写しだし、これはご機嫌になっちゃいますなあ。演奏も実に実にご機嫌。会場の広い天井に渦を巻くようにグルーブ&スイング感が立ち上っていく感じだ。

10時間のフェスティバル中、フロアは休むことなくダンサーで溢れていた。韓国のダンサーのエネルギーに脱帽。楽しかったよ!!

photo album(5/11)

photo album(5/12)




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2007年09月13日

週末、大阪&岡山ツアー

古川奈都子(p,vo) ニューオリンズ・ジャズ・クインテット
Mitch(tp) 海付豊(T.sax) 土井孝幸(b) 永田みちやす(ds)

9/14(金) 大阪なんば B-Roxy
大阪市浪速区桜川1丁目4-4  06-6562-2553
http://www.b-roxy.com/
ウェブサイトからの予約で10%offとなりますの
チャージ¥3000  ライブ7:30pm-
9_14flyer.jpg

15 (土) 石山公園オープンカフェ(岡山)  1:00pm- free
16 (日) マービーふれあいセンター(岡山) 0866-98-9111
open 6:00pm start 6:30pm 前売¥1500当日¥2000
http://www.emanon-music.com/concert_by_emanon_music/furukawa_natuko_new_orleans_jazz_quintet/

去年に続き岡山にお邪魔します。
詳細はエマノン・ミュージック  090-3636-4621

posted by Alligator Natsuko at 00:50| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月26日

ルイジアナキッチンボーイズ

7/22(日)、銅鑼のライブ。Soul Food Cafeで出演の予定だったのが私自身がどうしても行かねばならぬ!ライブが入ってしまった。
バンドリーダーとしては有るまじきことだけど、私の代わりを小林創君が引き受けてくれる、ということで決心した。

こうして出来上がったのがSoul Food Cafe-古川奈都子+小林創=ルイジアナキッチンボーイズ。
リーダーは海付豊、バンド名も、選曲も、すべて彼にゆだねた。ライブ後あちこちから反響のメールをもらった。楽しかったに違いない。私だって、客になって見に行きたかったもの。

自分のバンドを休むなんて無責任だな、と思う反面、いつも来てくれるお客さんにちょっと違う、でもいい演奏を聴かせられるのは幸せな気持ちでもあった。思惑通りメンバーがみんな生き生きしてた、っていうメールをお客さんからももらって、うれしかった。

音楽は自分のものではない。幸せに聞いてくれる人がいて音楽の意味が生まれる。こうやってまた新しい音楽が生まれて、又続いていくものなんだと思う。

お休みの言い訳。
銅鑼のライブが決まってから頼まれたNOON(vo)のライブ。東京ジャズのプレイベント、という位置づけでお台場のイベントスペースでの演奏。この後も放送に使われる予定がある。
彼女は3月にニューオリンズでレコーディングをしていて、この夏1連のライブはそのアルバムからの曲を中心に演奏している。彼女が「ニューオリンズのサウンド」と呼ぶ音楽を、ニューオリンズに縁のないピアニストがサポートするのは「許せない」気持ちだったのだ。このライブのサウンドが「ニューオリンズの音」として紹介されていくんだもの。
ほかのライブなら絶対断る。でもここは譲れない。そんな気持ちだったんです。

しかし好評だったキッチンボーイズ、又やります。ご期待ください。
posted by Alligator Natsuko at 02:18| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

新潟ツアー、無事帰りました

出かける前は台風の行方にどきどき、帰りは地震でハラハラ、スリリングなツアーだったが、演奏はとにかく楽しかった。

フォトアルバムはこちら
http://picasaweb.google.co.jp/alligotor.natsuko/200707

14日はまだ台風の行く末定まらぬ朝7時、前日から集合しているSoul Food Cafeのメンバー全員イソザキ号に乗り込みいざ、関越へ。雨も風もたいしたことはなく、ちょっと霧にまかれつつ、13:00新潟着。

新潟ジャズストリート、最初の会場「ポンパドール・リヨン」へ。洋菓子屋さんなのだがその喫茶室にでん、とグランドピアノ。聞けば、ここはいまをときめく「コジカナツル」のドラマー、鶴谷さんのご実家なのだと。NOONツアーで一緒だった金澤さんもつい先週きたところだよ、とのっけから話が盛り上がる。今日はこれから台風の影響が出る、という話らしく、お客さんがこられるかちょっと気をもんだけれど、新宿の銅鑼にもよく来てくれるH野さんをはじめ、初めてのお客さんになかなか楽しんでいただけたようで一安心。幸先よいファーストステージでした。

楽器をたたんで次の会場「ジョイア・ミーア」へ。ここはニューヨークのビストロみたいなかっこよくて広々とした気分のいいレストラン。お客さんも飲んだり食べたり、いいかんじにくつろいでいる。
2ステージ目は管楽器とタンバリンで後ろからパレードして行ったらみんなとってもうれしそうに手拍子してくれる。汗まみれになるのも又楽し。

2会場を終え、オーガナイザーの竹内さんが隠れ家みたいなお寿司屋さんに連れて行ってくれた。最近ドラムを始めたんですよ、というおやじさんが出してくれるものすべて、枝豆も、トマトもげそのから揚げも、刺身の盛り合わせも(ニシバイという貝が気絶しそうにうまかった)ナスの漬物も...。酒は〆張鶴、麒麟山、朝日山。どこでもあるメニューがとびきり美味しい。新潟の底力を見せていただきました。

翌7/15、雨はほとんど上がっている。「喫茶マキ」でのライブ。ここはジャズストリートのほぼ中心に位置することもあって人が出たり入ったり、動きがあって面白い。それでも結構な数の人が2ステージ聞いていってくれた。うれしいですね。最後はアンコールも飛び出し、ちょいと時間をオーバーしつつ、喫茶店でもパレードさ!マイペースなSoul Food Cafeです。

こちらを撤収、天気が危ぶまれた海の家へ向かう。なんせ「サンセットライブ」。嵐の空じゃ来る人もいないんじゃないかと心配していたがなんと!午後からは雲が切れてきた。海の家「ネフ」についたころには薄日が。これはひょっとしたら飛び切りの夕日が見られるかもしれない。

神様はいるもんです。演奏が始まった7時ごろ、雲の切れ目から差し込む夕日が佐渡のシルエットの向こうに沈む、とてもとても神々しい風景を見せていただきました。
演奏も夕日や海を題材にした曲を集め、にぎやかなジャズストリートとは又違った、しみじみしたコンサートになりました。「知花」ちゃんっていうとってもかわいい女の子、11歳のピアノプレイヤーの少年、未来のたくさんある子供たちにも聞いてもらえて、心洗われるひと時。

打ち上げはそのまま潮風を聞きながら、ネフのご主人と奥様の手料理に驚いたり、感心したり。「趣味が昂じて」というご主人の手打ちパスタ、手作り酵母のパン、奥様の玄米カレー、翌日の朝食に出てきたのは自家製酒かすでの漬物と新潟米のおにぎり。
食と自然と、同じように音楽を愛している人たちに会えたことが心底うれしい。家具も手作り、まったく気取りのない、素晴らしい人々。
新潟に海水浴、いままで気づかなかったのがもったいない。
ほんとにきれいな海。海に落ちる真っ赤な夕日。
ぜひいちど行ってみてください。

http://www.tiny.jp/nef/

そのままネフの2階に泊めていただき、翌日の10時に「又来まーす」と暇を告げて走り出した直後。陸橋の上で信号待ちをしているとゆらゆらと車が揺れる。陸橋の上とはいえちょっとゆれすぎだよねー、と見回すとまるで嵐の中の街路樹みたいにしなる電信柱、ブランコみたいにゆれる信号機。あわててラジオをつけると渋谷でも、千葉の流山でも揺れているらしい。これは大きいな...。とりあえず高速に乗っては見たものの、すぐに次のインターで下ろされた。すこしづつ情報が入ってきたが相当大きな地震だったことが分かった。
当初越後湯沢まで通行止めだった関越道は幸い昼前に通れるようになり、予定より2時間ほどの遅れで帰ってくることができたけれど、帰る道すがら、昨日、おととい、今日の朝まで一緒に過ごしていたお店の人たちが気になって仕方がなかった。この日は夕方まで電話もなかなか繋がらないままだったが、夜になって皆さんご無事なことを確認、ほっと胸をなでおろしている。

3年前といい、新潟の人の苦労はいかばかりだろう。それでも豊かに広がるどこまでも緑の水田の中を走りながら、彼らを、いや、私たちすべてを支えてくれる新潟の芯の強さがひしひしと感じられた。

一日も早く被災された方が日常を取り戻されますように。
ラベル:新潟、ライブ
posted by Alligator Natsuko at 03:23| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

7/6はサムズアップへ!

今年もやります、New Orleans Hot Summer Festival!

0706NewOrleans.jpg

ピリカラザリガニ団 (Brass Band)
http://www.geocities.jp/pirizari/

ニヒルブラザース (Rock)
http://members3.jcom.home.ne.jp/nihilbrothers/

古川奈都子 SOUL FOOD CAFE (Jazz,Blues)
 w/おうじ(ds)from Black Bottom Brass Band
http://www.geocities.jp/alligator_press/

Open:pm6:30
Start:pm8:00

チケット:前売¥2,500− / 当日¥2,800−(飲食代は別)

横浜 サムズアップ
http://www.terra.dti.ne.jp/~stoves/tup/
各線 横浜駅 西口徒歩3分
045−314−8705

posted by Alligator Natsuko at 13:21| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

NOON@大阪、名古屋

火曜日からNOONのツアーもいよいよ今日が最終日。とってもいいツアーになっている。

大阪にはミッチ夫妻、永田みっちゃん&しょうこちゃん、YO木村さん、ニューオリンズ友達のYUKOちゃんERIちゃん,、サックスのケンジ君、ひらめちゃん、タコちゃんなどなどみんなの友達が来てくれてなにやら同窓会みたいな楽屋だった。おかげでNOONもリラックスして、気持よさそうに歌っているた。さすがブルーノートで豪華な食事は出るわ、楽屋は居心地がいいわ、ほっといてもやる気が出るってもんだ!(相変わらず食べ物に弱い)

昨日は名古屋初日、終演後にリロイ、oji,Hidekiさん達と「SWING」というお店に出かけた。中村好江ちゃんという」トランペッターが演奏していて、
もう遅かったのだけどバンドの人たちも残ってくれていて、リロイといっしょに「I'm confesshin」「Joe Avery's Second Line」などを演奏した。
ちょっといっぱいやりながら、ステージの緊張とはまた一味違う、リラックスしたセッション。今回ステージの上ではホーンとピアノが両端のため生の音はあまり聞くことができないので、目の前でリロイのビューティフルな音色をたっぷり聞かせてもらってピアニスト冥利、のひと時だった。かぶりつきにいたHIDEKIさんが一番嬉しそうでしたな。いいプレイヤーほど、リロイのすごさは身にしみる、ってやつです。

リロイを中心に日ごとにまとまって来たNOONとクインテット。各自の持ち味も随所に出るようになり、Hidekiさんも、金澤さんもリロイのソロに負けじと応酬、やわらかいNOONの歌とスリリングでJazzyな瞬間が絶妙のバランスで現れている。私は「ブロッサムディアリーの弾くピアノ」のごとくコードワークに徹しつつ、アンコールの「Just a Closer」でニューオリンズらしさをはじめて全開にする、というムフフな作戦。

今日で最後って言うのがさみしいけど....。楽しんできます!



posted by Alligator Natsuko at 12:49| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

Leroyさん@Hub

Leroyさんが参加してくれたHUBのジャムセッション。決まったのが2日前、あいにくの雨模様にもかかわらずプロのミュージシャンから早稲田の学生さんまでたくさんのプレーヤーとお客さんでHUBは満員。

14:30にLeroy&Katja夫婦が到着。曽我君(tp)ユリちゃん(tb)新谷君(cl)ワカちゃん(b)吉井君(ds)と私の7人でウエディングマーチを演奏し、みんながクラッカーを鳴らして迎えた。2人の顔がほころんで、会場はあっという間に和やかな雰囲気。

前半はいろんなミュージシャンの組み合わせでのジャム。学生さんも近年レベルが高くてかなり聴ける演奏ができるようになってきた。次のステップはどのくらい周りの音が聞けるようになるか。そしてどうやって音楽の方向性を作ることができるか。

Leroyが加わるとみんながその音に耳を澄ます。音楽がある方向に進みだす。Leroyは音楽で進む方向を明快に示すことができるのだ。技術だけではなくて、ビジョンが描けること、ここがなかなか高いハードルなのだ。

示す力、それを聞き取る力。その大切さをLeroyの演奏は余すところなく教えてくれる。こんな体験はそうそうできるものじゃない。彼の隣で演奏したミュージシャンはきっと明日の演奏がどこか変わる。

後半は私と鈴木まーちゃん(正晃さん、tp)うみちゃん、エヘラ(b)&東條君(ds)のI Can't Give Youから始まった。Leroyの耳にこの演奏が届く、と思うとみんな気持ちが入る。みんなでいい音を出したい!それがグルーブってもんだよ、って誰かが言ってたっけ。

NOONも遊びに来てくれたので、Leroyと3人でMiss New Orleansを演奏。Leroyのソロにみんな食入るように聞き入っていた。

次にLeroyの選曲で「Rosetta」。圧巻のソロを聞かせてくれた。寺田紀子さんのクラリネットも美しかった。

そして今日Leroyを一番楽しみにしてきてくれたトランペッターの皆さんがみんな加わって一大トランペット大会、「Struttin' with Some BBQ」。下間哲さん、曽我君、佐藤信吾君、まーちゃん、AYAちゃん、演奏が始まると同時に駆け込んできたコモちゃん、リロイの信奉者宮田朋美ちゃん、Katjaのトロンボーンも加わりいやいや、絢爛豪華。途中曽我君のアイディアでLeroyVS各トランペッターの4小節掛け合い合戦。「相撲の巡業のときにやってるちびっこが力士にいっせいに挑んでくやつみたいですねえ」と曽我君が笑っていた。ほんとだわ。
でも誰のソロも個性的で素晴らしかった。自分がどんなプレイヤーなのか、真剣に向かい合って演奏しているのが伝わってくるのだ。

最後は全員参加、Whoopin'Bluesで終了。Leroyもみんなが集まってくれたことにとっても幸せだ、と言ってくれたし、彼の演奏をみんなとっても楽しんでた。素敵なジャムセッションだったー。
参加できた幸運に、来てくれたすべての人に、感謝!
posted by Alligator Natsuko at 02:30| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

NOON&Leroy Jones@STB139

NOONのツアー、初日が無事終わった。
無事、なんていっちゃ申し訳ないね。「天晴」な気分になれたライブ。

とにかく圧倒的なLeroy Jonesの存在感がバンドも、Noonもみんな引っ張って行ってくれる。中学のころからハリーコニックが好きで「彼のファーストコールのトランペッターと一緒にできる何で夢のよう」というNoonのまっすぐな情熱をそのまま受け止めて演奏で返せる、は〜、音楽とともにずっと生きてきたって、こういうことなんだなあ。
Noonの歌声が文字通り、幸せで輝いている。こういうところにミュージシャンとして参加できるなんて、ほんとにピアノ弾いててよかったわ。誘ってくれたNOONにもほんとに感謝でいっぱい。

それにしてもLeroyの集中力といったら。ひとつの音にここまで誠実であれるものかと驚かされる。
リハーサルの時から特等席、Leroyの隣でサックスを吹いてたHidekiさんも「リハでも目が点になったけど、本番やってみたら、あ、それまでスイッチ入ってなかったんだ」とまたびっくりしてた。

彼の演奏に耳を澄ませながらピアノを弾いていると彼の音だけでなく、みんなの音が、今まで気づかなかった感情を含んでいるのが聞こえるようになってくる。人と演奏するのはこんなに密度が濃い時間なのだ。ちょっとナマクラになりかかっていた耳とココロのアンテナをLeroyの音はきれいに磨いてくれた。

始まったばかりなのに後4日で終わってしまうのが寂しい。

急遽ですが、日曜日にLeroyを囲んでのジャムセッションがあります。
もう今日だ!プレイヤーも、そうでない人も大歓迎。彼のプレイを少しでも長く、間近で聞いてほしい!!!

http://jazzhounds.blog.ocn.ne.jp/
hear_me_talkin_to_ya/2007/06/post_e445.html
posted by Alligator Natsuko at 03:33| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

みんなでスイングフェスティバル@北浦和

ニューオリの先輩、トロンボーンの松本さんに誘っていただいて、北浦和西口音楽祭に出演。

http://76.xmbs.jp/swingfestival/

北浦和の西口ははじめて降りたけど、大きな公園があって懐かしい商店街があっていい雰囲気。待ち合わせのパラダイスロードというお店に向かうとその向かいの小さな駐車場でもうライブが始まっていた。

「フロミズワンダーズ」という3人のバンド。名前にコツンと来てしまいましたなー。市営住宅住まいのころ、うちの風呂の必需品だったし。Careless LoveとかSan Francisco Bay Bluesのメロディーに日本語の歌詞をのせて歌ってるのがほのぼのとしていい感じ。
昼の部最後にはこのイベントの発起人、ギター引き語りの鬼頭つぐるさんが登場。ムーニーさんと言い、鬼頭さんといい、気骨のあるエンターテイナーって聞いていて胸がすかっとします。

5月の「Team Ursuline918」に来てくれた石岡ミホコちゃんがアコーディオンで出演しているのも発見。新宿トラッドで会っている人たちにもあっちこっちで遭遇。空は青く、ビールがうまい。

松本さんのセッションはギターが五味ちゃん、ベースが寺門さん、私と海付。松本さんのトロンボーンは相変わらずうっとりするような「美声」。学生時代、音楽長屋で練習しているときのロングトーンに、練習の音がこんなに艶っぽいってすごいなあ...。と口あんぐり、だったときと変わっていない。

昼は屋外で、夜は「あかとんぼ」という居酒屋さんでライブ。最高にネイバーフッドな雰囲気。バンジョーやウオッシュボードが飛び入り。次のムーニーさんのステージにはこっちが飛び入り。日本の「ヴォーンズ」だよ、ほとんど。

午後2時から10時まで、ビール飲み続けながら気持ちのいい音楽に浸れた素敵な日曜日。
posted by Alligator Natsuko at 01:26| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

ル・クラシックvol.11

昨日の雨があがって快晴、暑いくらいのお天気。楽しみに予約してくれたお客さんたちの人徳の賜物ですね。

予約しておいたパイとケーキを取りにラルブル・ア・パンに立ち寄る。パンの焼ける甘い香り、あ〜ん、このミートパイの美味しそうなことったら!というわけで予約外のお買い物もちょっと....。のっけからちょっと脱線気味?

ハンドルを握って藤沢へ。毎年のコンサート、ちょっと緊張。かなりうきうき。皆さん、急用など入らず来てくれるかしら、新しい曲は楽しく聴いてもらえるかしら、いつもやっている曲は飽きちゃわないかしら....。なんてぐるぐる考えちゃう、いつもながらのコンサート前の気分を青い空がほぐしてくれる。

1年ぶりのル・クラシックでは、去年と同じスタッフの方々が「今年も楽しみにしています」と笑顔で迎えて下さった。これだけで心がやんわり、ほぐれる。今年のお料理はどんなかしら。海老を揚げる香ばしい香りがリハーサルをしている会場まで流れてくる。
いつもこれで気がそぞろになってしまうのだ!との教訓から今日は「柿安のメンチカツ」を買っておいた。ちょっとかじっとくと心安らかにリハーサルができる。ああ、食欲に弱いワタシ...。

会場がオープンし、楽屋で人の気配を感じながら最後の準備。毎年いらっしゃるリピーターがとても多いのでそれぞれの表情を思い浮かべながら会場へ。
ドアを開けると、そこには、そう、美味しいものに出会ったときの何ともいえない幸せな笑顔たくさん。
さあ、これからはもうひとつのお楽しみ。

Basin Street Bluesにのせて、パートナーの海付豊、そして今年のゲスト、ギターの長谷川友二くんを紹介する。丁寧にサウンドチェックをしていた友二君、高校時代からの友人の中でも「自慢の」ひとり。競争の激しいギタリストの世界を腕と、思いやりと、一本筋の通った根性で生き抜いてきている。

アコースティックギターとピアノの作るやわらかい音の中をサックスとクラリネットの音がすいすい気持ちよさそうに泳いでいる。そこに乗っかって歌う気持ちよさ。これはそこにいなけりゃ分かるまい。

MCで言おうと思って忘れてしまった!海付がニューオリンズから3年越しの「恋人」を連れ帰ってきたのだ。Miss New Orleansと名づけた1928年製のアルトサックス。このコンサートにあわせて修理から戻ってきて、今日がお披露目の日。
私がリクエストしたのがギターとのデュオで「黒いオルフェ」。ギターの響きはサックスの音色をそのまま引き立たせる。コンサートの中でも一等美しく、エモーショナルな演奏になった。愛されてる楽器って、こんな音がするんだね。

ゲストで「She's Funny That Way」を歌ってくれた池上利光さんも素晴らしかった。歌詞に対する深い理解、歌への愛情。情景が浮かぶように歌える、素晴らしいシンガーだ。彼の歌から学ぶことはとても多い。

毎年バンジョーを持って駆けつけてくれる大野さん加わってもらい、にぎやかな「日の出」、友二君とコーラスをした「Bye Bye Blackbird」海付の熱いソロがかっこよかった「You've Got A Friend」、おなじみのナンバーもちょっと違った味わいで、新しい曲を歌っているみたいだった。

美味しいお料理、気持ちのいい空間、ハッピーな音楽。自分でそこにいたいと思うようなコンサート。ずっと心に持っているこのイメージがここル・クラシックでは実現できる。お店の方や手伝ってくれるスタッフ、お客さんまでが「気持ちのいい時間」をいっしょに作ってくれるこのコンサート。今年も本当に幸せな時間を頂きました。
感謝。
posted by Alligator Natsuko at 00:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする