2017年04月28日

魂で踊るJoyss & 長生きしたくなる五介さんのボーカル @4/23 表参道スイングボール

毎回エキサイティングな発見をさせてもらっている、表参道スイングボール。

今回はフランスからJoyssがゲストで招かれた。
Joyss はダンスも、レッスンも、とても自然体だった。形とかステップじゃなくて、重ねた手をほんの少し動かして、どうやって女性を自然にリードしていくか、をとても丁寧に説明していた。素敵だわあ。
ソロでTake Fiveを踊る前に、そのダンスにかける思いを話しながらポロポロと涙を流す。彼の歩んできた道がダンスに重なって見えて、感動的な瞬間だった。
「自分を素直に表現することが一番大切なんだよ」
当たり前のようだけど、ダンスはダンス、音楽は音楽、という形のなかに閉じてしまうことも多々起こる。自分でありきる、という大切なことを教えてもらった。

こんな素晴らしいゲストがいるのだから、自然に一段と熱量の高いダンスフロア。
フロアいっぱいのダンサーと、7名のスイングオーケストラと3名の女性ボーカル。
SARIちゃん、優日ちゃん、なみちゃんの個性がそれぞれ際立つアレンジ、4ホーンでベイシー時代の粘り腰スイングを表現するインスト曲。何より、この瞬間を楽しんでくれるメンバーとがっちりサポートしてくれる増田さんのPA。
Joyssに触発されたダンサーたちの心の昂揚を音で支え、ステップに変えていく。バンドの最もエキサイティングな瞬間だ。

そしてゲストの五介さんが登場。
gosuke joyss.jpg毎回スイングボールのゲストで歌ってくださっていて、ファンがたくさんいる。
今年の夏で86歳、年明けに体調を崩し入院していたが、「1か月も生音から遠ざかったら干上がってしまう」と、今回のスイングボールにもしっかり電車でやってきてくださった。
お得意のナンバー「On The Slow Boat To China」を歌い始めると、外のバーカウンターで休んでいたJoyssが目を丸くして入ってきた。五介さんのあまりに溌溂とした歌い姿にびっくり仰天している。

お年の割にお元気な、なんてなまっちょろいものではない。
体全体から繰り出されえる生命力に満ちた豊かな声量。歌う喜びが一言一言にあふれてくる表情。
この歌は、五介さんの年まで生き抜いて、歌い続けなければ絶対に歌えないのだ。Joyssにも、ダンサーにも、もちろん私たちミュージシャンにもそれがストレートに伝わるから、みんなこの瞬間に居合わせたことを心から幸せ思えるのだ。
年を取るのはこんなに素敵なこと。長生きしたい、と素直に思えちゃう。

音楽とダンスの温泉にとっぷり漬かっている感覚のスイングボール。また心の引き出しが一段、豊かになった。

続きを読む
posted by Alligator Natsuko at 02:31| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月15日

新宿トラッドジャズフェス、今年も最高に幸せ2日間

今年も秋の名物、そして人生の楽しみ、新宿トラッドジャズフェスティバルが開かれた。
2日とも素晴らしいお天気。去年はお祭り広場で土砂降りの中かじかむ手で演奏したのを思うとお日様のありがたみがひとしお。
それにしても、こんなに出演ミュージシャンがみんなあちこちで挨拶を交わし合い、チョイと乾杯し、笑い語り、そして一緒に音を出しているフェスティバルってないんじゃないかしら。みんなで同じ空気を吸って同じ音を聞いてるだけでもうとてつもなく楽しい、この空気自体がこのフェスの魅力になっている。

空き時間にふらりと歩けば、チューバ5本が大木のように揺れる超パワフル&タイトなブラスバンドが歩行者天国をニューオリンズのストリートのごとく沸かせているし、そこからちょっと角を曲がると小さな編成でニューオリンズの中庭みたいに心地よく音が流れる。「どん底」前には名物煮込みで一杯やっていると、隣のG's Barからまたリラックスしたクラリネットが流れてきたりする。
Soul Food Cafe、トリオ、そしてこの日ならではのいろいろな組み合わせでチカラ一杯演奏し、〆に九州男でこれまたフェスの縮図のごときアフターアワージャム!ああ、天国。

あと10年でも20年でも指が動く限りずっと参加したい、本当に素敵なフェスティバル。

余韻に浸って呑者家打ち上げ、家に着いたら東の空が明るくなってました。
今日は雨。終わってしまった...軽い虚脱感です。
VIVA トラッドフェス、又来春!


posted by Alligator Natsuko at 00:38| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月09日

ぴあにしもコンサート 私たちはジャズで繋がっている

11月5日 ぴあにしも Epilogue for the Next
41年間川崎に根を下ろしてきたぴあにしもが今年一杯で移転のため今の場所とお別れ。その記念のコンサート。
自らがボーカリストでもあるオーナーの杉山いちこさん。自分の好きな音楽、好きなお料理、お酒。ずっとそれにこだわって続ける姿をかれこれ20年近く、間近で見せて頂いた。

ジャズライブハウスを自分の思い描くブッキングで続けるのは容易ではない。お客さんの数だけ考えたら場所貸しをしたほうがずっと楽だし、効率もいい。でもそうすると「このお店なら、この人のブッキングならきっと素敵な音楽に出会えるだろう」という信頼感は薄れちゃう。
いちこさんは長くやってきたからこそ滲みでる音楽の魅力にずっとこだわったブッキングをしていたから、10年、20年、ずっと出演しているミュージシャンがたくさんいる。
私と海ちゃんも本当に長い間、演奏させてもらってきた。満員の日も閑古鳥のなく日も、最後に美味しいビールと笑顔で送り出してくれたぴあにしも。

彼女が記念のコンサートの〆はなっちゃんのニューオリンズジャズで、と言ってくださったことはホントに嬉しかった。私の音楽を信じてくれる人がいる、って凄いことなのだから。

同時に、当日は一緒に出演するミュージシャンの音が聴けるのが何より楽しみだった。
いちこさんは自分の好きな音楽を聴いてもらうために黙々とチケットを売り、自らステージに立った。

300人ほどのホール、店長の友人がこの日のために描いたアートがステージの背景を凛とした空気で彩っている。2階席で聴くピアノの音は身震いするほど美しかった。古いけど、いいホールだったなあ。

特に高田ひろ子さん(p)のトリオで演奏された安カ川大樹さん(b)の「KAKEROMA」という曲がそれはきれいなメロディーで、今も寝る前に目をつぶると耳の奥に流れてくる。

「Spain」を鼻歌のように楽しくコーラスしてしまうa.i 、本番のステージは袖でしか聞けなかったけれど、印象的なメロディーを聞かせる進藤陽吾さん(p)のグループ。思いの滲み出るいちこさんのボーカル。

そしてトリのSoul Food Cafe。それまで夢心地で聴いていた表情がはじけるような笑顔に変わって、手を叩き、声を上げる。ジャズってこんなにいろんな表情を聴く人にさせるものなのだ。

出演していたミュージシャンもみな2階席から聞いてくれた。「息の合ったアンサンブル、譜面なんか見ない、ブルースフィーリング溢れる骨太のジャズ」 あれだけ美しい音を紡いでいたミュージシャンからこんなこと言ってもらったらそりゃあ素直に嬉しいですわ。やっぱりいいメンバーなのよ、Soul Food Cafe。

「こうやって僕らの音楽を紹介してくれようとするいちこさんが本当にありがたい」
口をそろえて語る出演者達が、それぞれのジャズを心の底から空間に解き放った時間。

ジャズはゆっくり作られ、ゆっくり染み込み、そして心を繋いでいくのですね。
その時間を作ってくれたいちこさんご夫婦、ぴあにしもの店長、いちこさんを支えているスタッフや生徒さんの存在に心から感謝の宝石箱みたいな一日でした。
打ち上げのお酒が本当に美味しかった。
posted by Alligator Natsuko at 03:17| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月04日

新宿トラッドジャズフェスティバル スケジュール

今年ももりもり!のスケジュール。どうぞお楽しみに。
チケットのお取り置きも承ります。 http://www.pianonatsuko.com→contact 

12(土) 
12:00-12:40 t’sBAR (会場No.2)
=古川奈都子トリオ 海付豊(sax,cl) 佐久間 和(g) ゲスト: 野毛洋子 (vo)

13:00-13:40 NADNYE (会場No.9)
= 野毛洋子 (vo) +Soul Food Cafe 海付豊(sax,cl) 小林真人(b) 平林義晴(ds)

14:00-14:40 PIT INN (会場No.1) トランペットサミット
=中川喜弘、杉村彰、外山喜雄、下間哲、鈴木正晃、阿部裕一、 黄啓傑、小森信明、菅野淳史(tp)
城英輔(b) 荒張正之(ds)

16:00-16:30 お祭り広場
=ダイナマイト・ミキ ブル松原  (vo) 渡辺恭一(ts)  ジャンボ小野(b) 山本勇(ds)

13(日)
12:00-12:20 お祭り広場
=中川喜弘(tp) 田辺信男(ts) 松本耕司(tb) 木村パンダ(b) バイソン片山(ds)

13:00-13:40 t’sBAR (会場No.2) 曽我清隆(tp,vo) Duo

15:00-15:40 池林房 (会場No.8)  古川奈都子Soul Food Cafe
=中村好江(tp) 海付豊(sax,cl) 石原由理(tb) 小林真人(b) 平林義晴(ds)

15:50-16:30 御苑サウンド(会場No.3)
=外山喜雄(tp) 右近茂(sax)  木村パンダ(b) 八城邦義(ds)

posted by Alligator Natsuko at 02:30| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

自然の中のジャズ@ヒュッテみさやま

10月の初め、霧ヶ峰高原のヒュッテみさやまで3年ぶりの中村好江(tp)トラッドジャズ・コンサート。

(予約開始とともにいっぱいになってしまったので皆さんにご案内できなくてごめんなさい!)お天気は残念ながら雨模様、でも「霧ヶ峰」の名の通り、濃い霧に包まれたかとおもうと、ヒュッテの一角だけがぽっかりと晴れていたり、ほんの少し雲間から太陽が覗いた一瞬に霧が晴れていく様子を間近に見たり、本当にお天気は生き物だわ、と飽きることなくその移ろいを眺めていました。

八島湿原というハート型をした湿原の一角に、ヒュッテみさやまはあります。個人の建物だったものに改築を重ね、今は宿泊施設&八島湿原のハイキングのコースの休憩場所、カフェとして人々を迎えています。子供の頃からここを訪れ、この場所を心から愛している若者、三井さんが奥さんと一緒にここを管理しながらジャズの音楽会などを企画してくれています。
ご夫婦はすでにみさやまの一部のように、自然で、柔らかく人を迎えてくれます。


子供の頃にうちにもあったような、懐かしいMid Centuryスタイルの家具の数々。大きなヤカンの乗った薪ストーブ。煎れ終えたコーヒーの粉を乾かすためストーブにかけている香ばしい香り。
なだらかな丘の風景、小さなせせらぎ、なんでも答えてくれそうな大木。
3年前に初めてお邪魔した時、すっかり魅了されてしまった風景は全く変わらない空気で迎えてくれました。

リビングには Earl Klugh の柔らかいギターが響いて、心がストーブのそばにに置いたバターみたいにふにゃふにゃと柔らかくなっていきます。

雨が降ったり止んだりだったので湿原ウオークはできませんでしたが、木々から吐き出される空気を吸っているだけで、本当にリラックスします。そして不思議に昔好きでよく聞いていた曲がふっと頭の中に流れてきたりします。心のどこかが開いたんだね。

音楽会に集まってくれた人たちも、どこか自然のなかから現れたようで。ジャズを聴く、とかわかる、とかわからない、とかではなく。私たち3人から流れ出る音を、自然を愛でるように受け止めてくれているようでした。

そしてピアノを弾きながら.....ちょっと他では感じたことのない感覚に包まれていました。ピアノの一音に自分が吸い込まれていくような。ピアノがこの場所、自然とつながっている!最初の曲ではちょっとそれにびっくりしてしまって、一体弾いているのが本当に自分なのか、ちょっとわからなくなりましたが、その感覚を受け入れたら音は自然に私の指先から流れ出しました。雨にかき消されるような静かな音、山まで届く思い切り躍動したリズム、こう弾いて、といういう気持ちがピアノから私に伝わってくる感じでした。
みさやま、すごいパワーだなあ、ピアノも子分にしてしまうんだ!

音楽も自然の一部。私たちも自然の一部。
自分の指先から次に出てくる音が待ち遠しく感じる気持ちがまたちょっと強くなりました。

今回は音楽のことで特に強く心を動かされましたが、諏訪一帯には本当に素敵な場所や文化がたくさんあります。けばけばしく開発されることもなく、自然な山道。丁度あちこちの神社で小さな御柱祭が行われ、柱を引く姿にも出会えました。上諏訪に5軒ある造り酒屋の清々しい佇まい。飲んべえウオークが行われていて、首から升をぶら下げて嬉しそうに酒蔵に並ぶ笑顔。

ヒュッテみさやまにも紹介しきれないほど魅力が沢山あります。今回お食事を作ってくれたパニエさんは音楽に合わせてとてもカラフルな「南部料理プレート」を作ってくれました。もちろん主役はフライドチキン!朝ごはんの豆のミネストローネやしっかりしたパンも驚くほど美味しかった。
ヒュッテで作っている夕ご飯の煮込みハンバーグもしかり、コーヒーしかり、ガツンと来る美味しさというよりは不自然な味が全くしない、後で思い出すほどにまた食べたくなるのです。
味覚もやはり自然の一部なのだと思います。

自然に帰る、本当に緩む、心地よさと幸せ。
あ、ニューオリンズのジャズと同じでした。

ヒュッテみさやま

photo album は こちら



続きを読む
posted by Alligator Natsuko at 03:30| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月07日

ヨコスカトモダチJazz 

久しぶりにソロでジャズフェスに突撃〜。ということでここしばらくは毎日Maple Leaf Ragでウオームアップ、気分は一人、Bourbon Street (のちょっとはずれの奥の方)!
天気予報は雨模様だったけれど、土曜日の夕方に通り雨があったくらいで、ヨコスカの皆様の心掛けの良さに感服した2日間。

20160903.jpgしかしさすがに蒸し暑く、初日のAlex Saloonにピアノを運び入れたところですでにどぶどぶの汗まみれ。これもニューオリンズな感じじゃありませんか。ありがたいことに入口を開け放った店内は冷房が効きすぎず、じわっと汗ばむくらいの温度。寒いよりは汗まみれのほうが、ずっと幸せ。

Alex はフェスのお客さんや常連の外人さんが程よくざわめき、ちょっと奥ではビリヤードをしながらも曲が終わると手を止めて拍手を送ってくれる、大変幸せなライブ環境。テキサスの方、久しぶりに会う音楽トモダチ、ライブハウスのオーナーさんまでいろんな方が声をかけて下さって、いやいや、ほんとにトモダチジャズじゃありませんか!
演奏が終わると外を見知った顔のDixieland Jazzのパレードが。雰囲気、まさにBourbon Street。

1日目の2ステージ目、2日目の1ステージ目の会場、Dublin はもう一息落ち着いた雰囲気で、ゆっくりニューオリンズの音楽旅にお付き合いいただきました。日立からわざわざ神田で一泊してこのフェスに来た、というご夫妻が聴きに来て下さってびっくり。情熱あるジャズファンとの出会いはフェスティバルの最高の楽しみですね。
今回はかなりピアノソロも入れて、まさにSaloonな感じの選曲。ブギウギA Trainで大分エキサイトしちゃって、顔を上げたとき、みんな帰っちゃったんじゃないかとちょっと不安に...。ダイジョブでしたけど。ラグ、ブルース、ゴスペルと私の一人語りにほとんどの方が1時間耳を傾けて下さったのが本当に嬉しかった。皆様ありがとうございました!

最後のステージは同じDublinで Moonyさんのラッキーリズムに参加しました。この時間は入口の窓を開け放ち、ステージからドブ板通りまで一体化。さすがはハマのロックンロール番長。トラッドの名曲をムーニーワールドに仕立て、見事に聴衆を湧かせておりました。曽我君&アンディのハイパーなホーンセクションにアントンのドラム。Speedy氏の「ベース乗り」は依然見たときよりさらに見栄え、サウンドともパワーアップしてて、口開いちゃったわ。一発芸、大事ですな。怒涛の音量で突き進む中で私のソロだけ「電化以前」みたいな感じで自分で笑ってしまった。でもそれをメンバー、お客さんもみんな楽しんでる。こういう自由なジャムが、ジャズの楽しい所なんだよね。

村松さん、安藤さん、私のステージをいろんな方に紹介してくれた柴田さんをはじめとしたフェスティバルスタッフの皆様、そしてお店の方もみんなとってもフレンドリーで、名前の通りトモダチジャズだなあ、って思いました。ぜひ、この暖かい雰囲気でいつまでも続いてほしい!

ちょっと残念だったのは、ステージ時間が重なっていて他の演奏が聴けなかったこと、そしてビールが飲めなかったこと〜〜〜(ピアノを運んで車だったので)。次回は策を練らねば。


20160904ヨコスカ浦島太郎.jpg
最後に印象深かったお客さんのこと。2日目、一息つきにAlexに寄ったら一人のおじちゃまに出会った。脳梗塞を患い、言葉が思うように出ないんだけど、とっても明るくて、人懐っこくて、これから隣のお店で演奏なんです、という私や一緒にいた友人たちに飲みなさい飲みなさい、とご馳走してくれる。名刺には「浦島太郎」。ひょいとビリヤードテーブルに近づき、外人さんたちと身振り手振りでゲームに興じる。人生、楽しんでる。言葉なんて出なくたってトモダチになれるよ、って幸せそうな笑顔が語ってくれました。
VIVA トモダチジャズ!

posted by Alligator Natsuko at 01:29| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月23日

とっても心地よい、島のSwing Festival

今年で3年目、Jeju Island Swing Festivalにお招きいただき、Soul Food Cafeで行ってきました。

済州島(Jeju Island)で観光会社を営むJUMIさんご夫婦が企画する、手作りの暖かいフェスティバル。
リゾートホテルBlue Hawaii に宿泊、そのボールルームで夜中に行われるスイングダンスをメインに、お昼には観光やプールサイドでのイベント、夕方はビーチで夕日を眺めながらダンス、さらに済州島の名物黒豚のバーベキューと盛りだくさんの2泊3日。年々人気が出てきて、今年は去年から人数が倍になり、参加者400名!

学生さんでも参加しやすい料金、相部屋の人たちと仲良くなれるように用意されたイベントの数々、JUMIさんご夫婦のホスピタリティが溢れんばかりの、本当に暖かくて楽しいフェスティバル。ソウルでダンスの最先端を追いかけているフロアとはまた一味違う、学園祭みたいな雰囲気。

この雰囲気を今年はリラックスして楽しみたかったので、出発前に100曲×5人の譜面をねじり鉢巻きで揃え出発。JUMIさんたちのサービス精神に触れると、こんな曲も、あんな曲も、というアイディアが次々と湧いてきてしまって、整理するのが大変でしたが。^0^

演奏は金曜日、土曜日どちらも深夜12時から3時半までに4ステージ。とにかくみんな、踊る、踊る。ちょっと速い曲になると腕に覚えのあるカップルがバンド前にずずっと進み出て、かっこよいところを見せてくれる。それに見とれるお嬢さん、私たちの演奏に食い入るように見入るお兄さん、ダースベイダーからマリオまで、仮装したダンサー、本当にみんな思い思いにフロアを楽しんでいる。
ステージの合間にはレーザーショー、ベストドレッサー賞、などイベントが織り込まれ、これがまた楽しい。

今回とても嬉しかったのが、2008年にソウルのオリンピックスタジアムでのスイングフェスティバルにSFCを呼んでくれた馬君(Magun) ご夫婦に会えたこと。ソウルのダンス界では超ベテランのカップルで、ここでもテンポの速い曲でキレッキレのステップでフロアを湧かせてくれた。そんな彼らがこののんびりしたフェスティバルを楽しんでいる、それがとても素敵で。

SFCのことを知っている若者も結構いて、Sunny Side や Caldonia になるとみんなフロアに飛び出してくる。嬉しいことです。

思いのほか暑かったこともあり、昼はおとなしくして、とにかく夜のフロアを楽しんだ今回。韓国とのご縁も10年を超え、今年も沢山のエネルギーに浸れたことにしみじみと幸せを感じています。
食べるものは相変わらず、豊かで美味しかった!
又行けるよう、体鍛えて備えます。

posted by Alligator Natsuko at 18:23| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月21日

だからアルバムっていうのね@銀座山荘

銀座山荘は、海付豊トリオのライブと Jelly Roll Morton のSPコンサートという濃厚な番組。
小林真人さん主催の銀座山荘ライブは、トラディショナルジャズを色んなメンバーといろんな方向から繋いでいる、興味深い企画。真人さんの存在は日本のトラッドジャズ界をどっしりと支えてくれていて、本当に素晴らしいなあ、と思う。

いつもやっているメンバーだけど、リーダーが変わると音楽観が変わる。選曲、テンポ、構成、馴染んでいるつもりの曲がまた違う表情を見せてくれる。ニューオリンズでもいつもドッキリさせられてきた面白さが今日もにじみ出てたらうれしいな、と思う。海ちゃんの選曲はKid ThomasからCannonballまで幅広く、ビバップから入ってニューオリンズジャズへ繋がっていく視点が私にはいつも新鮮。軽やかに歌うアルトが小気味よかったなあ。Jazzだ!

SPコンサートは山本さんのコレクションでJelly Roll Morton 特集を聞かせて頂いた。SP盤って、一枚ずつ売られていたものと並んで、4枚一組でセットになっているものがあり、特に富裕層の人たちがインテリアとして求めたんだそう。装丁や解説書もレーベルごとに特徴があって、本当にアート。だからLPレコードのの時代になって1枚で売られていてもアルバム、っていうんだ!目から鱗。

Jelly Roll Morton の才能の幅広さと正確なピアノタッチが時代がかった音の向こうからぐっと迫ってくる。やっぱり凄いなあ...。この素晴らしい音楽の片鱗がちょっとでも伝えられるよう、今日もがんばりましょ。
posted by Alligator Natsuko at 02:22| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月02日

ル・クラシックピアノコンサートvol.18

1997年から始めたル・クラシックコンサート、去年初めてお休みしてしまい、なんだかとても久しぶりな気持ちで準備をした。

フライヤーやチケットを作り、前の日には母の残してくれたレシピでケーキを焼く。
演奏する、というだけではなくちょっとした”神事”みたいなコンサート。
今までコンサートで出会った人たちの表情を思い浮かべ、母や友人が一緒に準備してくれた日々を思い出す。初回から来て下さっている人もいて、自分の音楽史を振り返る日でもある。

CIMG1031.JPG今回のメンバーは海ちゃんと小林真人(b)さん。はい、大船に乗った気持ちです。
2年ぶりに出会うピアノとの再会もうれしく、リハーサルから空間に響く音の柔らかい響きにすっかり心和んでしまった。

ル・クラシックのお料理は3種類。もし余ったら頂きます、と言って、ここ数年残っていたことはなくて写真だけ..本当においしそう...皆さんよくご存じなのでほんとうにちょうどぴったり、作った数がはけるのだそう。

前半は3人で7曲。ブレイクタイムにケーキをお出して、2部の初めにはゲストの大野正彦さん(bj)がユーモラスなJada , 池上利光さん (vo)が vintage jazzzという言葉がぴったりの Shoe Shine Boy で大喝采、コンサートに花を添えてくださった。

トリオで演奏したのは、2年ぶりにできる幸福感をこめて Because  of You  と Always、海ちゃんのサックスで軽快な You Do Something to Me とシンプルで美しいメロディーが心に染み込んでくる My Ideal , 真人さんの表情豊かなベースが堪能できる Ain't Misbehavin' その他おなじみのニューオリンズトラディショナル、ブルース、ゴスペル。
今回はSunny Sideで〆ようかな、と思っていたら「アレ、やって〜〜」という多数の声を頂きやっぱり CALDONIA ! 

笑顔のお客様をお見送りし、来年もまたぜひ、とお店の人に声をかけていただいた。
こんな手作りのコンサートが18回も続くなんて、本当にありがたいと思う。
ニューオリンズのGeorge French 曰く所の " People's Music" を胸に刻んで、又来年ここで聴いてもらう音楽を作っていこう、思いを新たにしている。
ご来場の皆様、本当にありがとうございました!

演奏風景と垂涎もののお料理の写真はこちら

posted by Alligator Natsuko at 03:47| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月23日

野毛洋子 (p,vo) with SFC @ HUB 浅草店

待ってたよ〜〜YOKOさん!ニューオリンズと同じく、1年に1度はYOKO WORLDに出会わないと音楽的体調不良を起こすワタクシ、思えば去年会えず、今春ニューオリンズに行けてないんだから、良く生きてたもんだ。

シカゴでは視力を失ってしまったご主人のクラークを自宅で世話をする毎日、そこからしばしエスケープして東京で1日だけのライブは彼女の集中力とそのスピリットの濃さを目の当たりにする、愉快で、壮絶なステージだった。ブルースは毎日のぐっとこらえている何かを栄養にして、美しく咲く音楽だと実感。
自分の世界を確固ともちながら同時に共演者の面白味を引き出していくのがYOKOさんのステージだ。初共演の真人さんとみのっちがともにずぶずぶとYOKOワールドにはまっていくのを裏で聞いていると頬が緩んで止まらない。みのくんの「鎌倉の鐘」とYOKOさんの語るような即興ブルースの絡みは度肝を抜くインパクト。海ちゃんも由理ちゃんもどんどん面白い部分を引き出されていくのが毎度ながらとても新鮮でエキサイティングだ。なんだろうなあ、このYOKO Magicの秘密がわかるまで、聴き続けずにはいられない。

「なっちゃんが頑張ってるからあたしも頑張ろうって気になるんや、一緒にがんばろな」 御意。1年分のガッツ、分けてもらいました。
posted by Alligator Natsuko at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月14日

晋さん&Kogate  音楽はやっぱりLOVEね

土曜日はアディロンダックカフェでトラディショナルジャズ。
夏あたりから参加させてもらっているのだけど、なにせ楽しくなってしまってそのままレギュラーに居座らせてもらうことに。ラッキー!

ニューオリンズにあふれる音楽が大好きで、そんな空気をたたえた演奏をしたい、とそればかり考えているのだけど、その中心にはトラディショナルニューオリンズジャズがでん、と座っている。最近LPをデータにし始めて、Sweet Emma を聞き直して、ちょっと凶暴ですらあるリズム感、ドライブ感に聴きながら上半身がのけぞる思い。ニューオリンズにしばらく行っていないと忘れてしまうというか、うまく受け止められなくなってしまうリズム。それをきっちりリハビリさせてくれるのがアディロンダックのセッションだ。

リーダーは加藤シン(tp)さん。トランペットの仕事とはバンドをドライブさせることなり、と潔い音を出してくれるので、私も思いっきり「ケツひっぱたく」ようなピアノが弾ける。絶対譜面にできないね、シンさんの音は。さらにクラリネットに田村 麻紀子ちゃん。これが晋さんに負けず劣らず、ホット。美田くん(bj)と西原くん(b)はまだちょっと遠慮がちに聞こえるんだけど、お互いに慣れてきたらもっとリズムに首をつっこんでくるんだろう、と思う。後ろの3人でうねり始めたらさぞかし面白かろう。

明けて日曜、年に一度のGatemouth Brownトリビュートライブ。佐藤直樹(kogate) 率いる3リズム、4菅(ときどき+1)にKogete氏と平山氏(さるげいと)のツインギター。このふたりのGateさんへの愛情が半端でない。二人で同時に全く同じソロを何コーラスもユニゾンで弾くんだから。津軽三味線の合奏に通じる音楽世界はときに微笑ましく、ときに危なっかしく、なんだかじーんと来るのだわ。
Kogate氏が自由が丘マルディグラのライブの常連さんで、じゃあトリビュートライブ、お手伝いさせてもらいましょ、と始めて8回目かな?みんなでドライブしていくのは理屈なしに楽しい。Kogete氏のギターがちょっとよれちゃうところがまた人間臭くて良い。お客さんのヤジも楽しい。アンコールの掛け声は「や〜りな〜おし!や〜りな〜おし!」(笑)
初めて共演したまつきり君(tp)の満面の笑みも、きっちり仕切る由理ちゃんの潔さも、海ちゃんのシャウトにみんなで爪先立ちになるところもみんな楽しい。
打ち上げで、今度はGateさんの信奉者をさらに募り、みんなでユニゾンしたら壮観だろう!と大盛り上がり。

晋さんといい、Kogete&さるげいとさんといい、自分の大好きな音楽への深い愛と思い入れが音楽を生き生きとさせる、その音の中に加われる楽しさを満喫した2日間を暴風の音を心地よいBGMに反芻しております。

来週はいよいよシカゴからYOKOさんがやってくる!ああ、今年もいい秋だ。
posted by Alligator Natsuko at 02:52| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月24日

三重ツアー(1)

毎年恒例となった三重のツアー、早いもので8回目になった。  photo album

今年はツアーに先立ち、12日に津で開かれた大正琴の「琴修会・中勢支部」のコンサートに海付豊&中村好江とHappy Jazz Trioとしてゲストで出演。去年のツアーでコンサートを聴いて下さった支部長さんが楽しいジャズを、とお招きくださった。

大正琴の大きなアンサンブルは初めて。出演者総勢400名、前半は生徒さんのグループが2曲ずつ演奏。多い時には50人を超えるメンバーがひな壇に並び、ちょっとスチールパンを思わせる涼やかな音色を響かせる。たぶん本当の海女ちゃんのおばあちゃまたちが「あまちゃん」を嬉々として演奏していて可愛かったわ〜〜。後半は講師による少人数のアンサンブルで、「リベルタンゴ」など意欲作が登場。
大正琴ってこんなにいろいろなことできるのね、と発見の素敵なコンサートでした。

10527774_322435011249220_1913687925976199356_n.jpg
13日よりいよいよ「夏の楽しいジャズ祭り」ツアーが始まった。

ツアーの詳細はこちら

私たちは津から早目に鳥羽の市民会館に入って準備にかかる。今年のポスター、私の顔を使ってもらったので街中に自分の顔が...かなり恥ずかしい。指名手配の気分??

そこへ朝7時に新宿を出た本隊が到着、すぐにリハーサル、そして本番。リズム隊やホーンはバンド掛け持ちなのでなかなか忙しい。
私は毎年バンドの曲目を確認してその日のスケジュールを作っている。5つのバンドが出演、2時間半に及ぶコンサート。聞き手が疲れないように、各バンドのリーダーが練ってきてくれた内容を魅力的に伝えられるように、7日間休みなしで続くコンサートに体力とモチベーションが落ちないように....始まる前は頭の中をぐるぐるといろんなことが駆け巡る。

でもね、7時間のドライブの後到着したメンバーがリハーサルの時に出す「やっと演奏ができるよ」という喜びのあふれる音色を聞いた瞬間に準備の緊張が一気にほぐれちゃうのだ。たまらない。

リハーサルが無事始まると、ようやく自分のバンドのことに集中できる時間がやってくる。なんてったって
中村好江(tp) ・海付豊(sax,cl)小林真人(b)永田充康(ds)  という気心知れた、でもここ以外ではなかなか全員一緒にはならない、
ニューオリンズ大好きメンバー。やりたい曲が多すぎて30分にまとめるのが唯一の悩み。

開演すると、回を重ねるごとに、本当にこういう音楽が好きな人が客席を占める割合が増えてきているのが感じられる。リクエストや、要望も多くなってくるから、リーダーの永谷さんは本当に大変だと思うけれども、演奏してみると、来てくれた人の笑顔のエネルギーがとても近くに感じられる。音響や照明のスタッフさんとともに、いいもの聞いていただ来ましょう、っていうこちらからのエネルギーも毎年高まっている。
継続は力なり!

今年の一座の初日が無事、賑やかに、温かく終了した。終演後、今年から高速が開通した海山までもうひとっ走り。そのまま飲み会に突入、空が白むまで飲んでるんだから、70歳超えているメンバーもいるのに本当にみんな、タフ!!

posted by Alligator Natsuko at 15:26| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月01日

SFC@月&夏休みトリオ@ SFC@月&夏休みトリオ@ゲルベ

先週の月曜日から咽頭炎で全く声が出ない2日間。その後欧陽菲菲→Joe Cockerを経て週末は八代亜紀声。月曜日のMinton HouseはMCを海ちゃんに任せ...(コレが抱腹絶倒だった。クインビーのゴーゴータイム、なんていまどきそんな話題、ないって(笑))それでも気分が全くダウンしない、ライブやりたい!ていうエネルギーのすごさを実感しました。

三日月7/29 Soul Food Cafe Voodoo Jazz Night@月


夜大雨の予報。ゲリラ豪雨、とか変な用語が流行、それでも出向いてくれる人生に前向きなオーディエンスを迎え、チカラの入ったライブができました

隠してるわけじゃないけど私以外にも味わい深いボーカルのいる、SFC。特に月で聞くジョーのブルースは絶品。かんちゃんのせつない歌声もラブリーでした。(ま、あのオーディエンスじゃラブリーにもなるよね、かんちゃん。揺れるハート
息遣いの感じられる距離で歌を聴くのってとても気持ちが良いものです。ステージに上がってる者の役得。

月のライブはここ独特の空気感がすごいのです。去年、結婚式を目前に天に昇ったマスターのオーラか、残ってこの店を支えている人たちの気持ちか。今月15周年。本当におめでとうございます。プレゼント

set list
1st
Paul Barbarin's Second Line
My Monday Date
Crescent City Strut
Next Time You C Me(vo Joe)
New Orleans
When Y Smiling(Vo Kanno)
Funghi Mama

2nd
City Of Sound
When My Dreamboat Comes Home
She's Funny That Way(Vo Kanno)
Blues(vo Joe) ここでギターのYasu君、ゲストで登場 
このへん、メンバー本当にいい顔でした。あたしゃ、同じステージの上でみとれてしまったよ
Watermelon Man
Caldonia(vo 八代亜紀)Yasu君 再び登場

だったかしら、ちょっと抜けてたらごめんなさい。

ニューオリンズの空気を持つこういうお店、本当に貴重です。皆さん、応援してください。お願いします!

雷7/30 夏休みトリオ(曽我清隆(tp)、青木研(bj)古川奈都子(p,vo))@ゲルベ

もう2年越しくらいでしょうか、ハマのダンディー遊び人79歳のマスターがいらっしゃる、魅惑のお店です。コーヒーがすごくおいしいの。夜は政治家さんからご近所さんまで集まって飲みながら言いたいことを言う、今は少なくなった”サロン”。

曽我君、夏らしく今日はラテンチックな選曲。研ちゃんは相変わらず天才振りを遺憾なく発揮していました。

私は歌は遠慮、と思っていたんですが、今日は高校のブラスバンドの同期&先輩が遊びに来てくれたの。いわゆる「メーリングリスト」というのができていて、そこでフルート吹きだったペリ嬢がみんなに声をかけてくれて。彼女はメーリングリストに趣味と酒の話を豊富なボキャブラリーと超絶の頭の回転で書き散らしていて、忙しい時に「今そんな面白い話書くなよ」といいたくなる、読み過ごせなさ。

そこでまあ、1曲歌わせてもらおう、と八代亜紀声にぴったりな「賢い女」を歌った。さいしょのフレーズ「賢い女はしゃべらない」でペリの周りは爆笑の渦。あら..。この空気はその場にいないとわかんないっすね。とにかく可笑しかったの。

最後になぜかもう1曲歌って、というリクエストを貰って「行儀のいいのと悪いのとどっちがいいですか?」って尋ねたら「悪いの」って言ってくださったので塩辛声のCaldonia。いつもどおり「マ!」って合いの手入れてね、と頼むとこのペリが「マ!」はイタリア語で「しかし」という意味だ、と立ち上がって力説。

「カレドニア、お前はなんでそんなに石頭なんだ」 「マ!」 「でも俺はお前を愛してるぜ」 
あら、綺麗に繋がるじゃ有りませんか。
じゃ、「マ!」はイタリア語ってことで おお、そうだそうだ パチパチ

と全体にかなりイカれた雰囲気になりました。

でそのままライブ終了。飲んでないのに笑いっぱなしの酔いどれなライブでした。セットリストは忘れました。ごめんなさーい。

久々の八代亜紀2daysでしたが今週から通常営業に戻らせていただきます。残念、とか言わないでね。

posted by Alligator Natsuko at 02:09| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

Piano Concert@Le Classique

5月はお天気がいいはずなのに....ちょっと早めの入梅&台風2号の接近で空はちょっぴり荒れ模様。とても久しぶりの雨のピアノコンサートとなりました。

にもかかわらず、ほとんどの方がオンタイムで来場くださいました。年に一度のコンサートを楽しみにしてくださる、なんてありがたいことでしょう!

皆さんが時間通りにお見えになる理由のひとつが毎年趣向をこらしてル・クラシックさんが用意してくださるプレートのお料理。和風、洋風の目にもカラフルなお料理が並びます。ひとつのプレートでも十分満足ですがお友達と一緒にいろいろな種類を楽しむ、皆様ル・クラシックのコンサートを楽しむ達人さんばかりです。ドリンクはすべて500円、お料理は1000円でお釣りが来る、とても良心的なお値段も人気の秘密。

開演の6時には皆さんおそろいになり、会場は梅雨の湿度ですでに熱気の満ちた会場へいざ、GO!

まずはソロで4曲、
New Orleans Medley, Just the Way You Are, Let's Go Where The Grass Is Greener, 涙そうそう

そして海ちゃんが加わってくれて3曲
Raindrops Keep Fallin' On My Head, Memphis In June, Anything Goes

今回はピアノコンサートの原点に帰ろう、とまずはソロで始めました。特別な思いがある曲が自然に浮かんできました。ニューオリンズを思い出すもの、ずっと小さかったころから慣れ親しんできた曲、私の音楽観を変えてくれた、パワーのある曲。

最後のAnything Goesは「世の中、黒は白、夜は昼になって、一昔前ならただの女たらしと言われた男がキャーキャー騒がれる、全く何でもありの時代になっちまった」という、ちょっと歳を重ねてくるとつぶやきたくなるボヤキの歌。ホントにこれから、どうなっちゃうんだろう?と思う今の気持ちにぴったりなんですが、オチが振るっていて、「こんな時代なんだから僕が君に「結婚して」って言うのだって、ありじゃない?」ちょっと斜に構えながらもこの不思議な前向きさがとても魅力的です。

不安はまだ起こると決まっていないことを怖がる、心のエネルギーの浪費だと言います。なるほど。
どうなっちゃうの?と思うならいいことが起こる、そちらの想像力を磨けばいいのですね。

P5290047.JPGここで休憩時間。
今年も5種類のケーキを焼いてきました。
コンサートの準備の中でも一等幸せな時間がケーキがオーブンに入っている時。小さいころはケーキ屋さんに憧れていましたから。
楽しい音楽と美味しいお料理、幸せな時間を過ごすのに大切な2つを一緒におもてなしさせてもらえるなんて、本当に幸せ。

懐かしい方、毎年お見えくださる方、皆さんとのひとときは時間がいくらあっても足りませんね。

そしてコンサート後半はやはりこの曲から
What A Wonderful World, そして軽快な My Sin Was Loving You 。ニューオリンズで愛されているうみちゃんのアルトが気持ちよく鳴り響きます。

ここでゲストの池上利光さんが登場、私も大好きな美しいワルツ London By Night を歌ってくださいました。池上さんの歌に対する愛情と誠意には本当にインスパイアされます。Memphis In June も池上さんに教えていただいた曲。

そして出口優日ちゃん、ニューオリンズのGermain Bazzleと二人の大好きなボーカリストが最近歌っていてどうしても歌いたくなった
Be Anything。出だしが  Be a Beggar, be a thief (物乞いでもいい、盗人でもかまわない)。ドキッとします。続くフレーズがBe Anything(なんであってもいいから)Be Mine(私のものであってほしい)、という英語ならではの言い回しが洒落ています。

さらにバンジョー弾き三郎大野正彦さんのCabaret, 日曜日はゴスペル!で Down By The Riverside、
海ちゃんと私の大切な曲 Danny Boy, そしてダンサーさんお待たせしました! Caldoniaで締めくくり。
アンコールを頂き、今回のサブタイトルにもした「手をつなごう僕と 追いかけよう 夢を」 の「見上げてごらん夜の星を」を演奏しました。

P5290105.JPG2時間半のコンサート、あっという間だったような、とても長く、濃かったような。でもこのコンサートで培ってきた音楽への深い気持ちが思い切り表現できた時間でした。
ピアノを弾くとき、よく右に傾くんですが、気持ちのいい音が出ると自分の手や、鍵盤に頬擦りしたくなるんです。で顔が鍵盤に近づいちゃうの。写真をとるとずいぶん丸まってるのでちょっと気をつけてます...

今年もご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。震災の後、予定通り開けるのか、お客様が来てくださるか、心配したのは全くの杞憂でした。「今年も来られて良かった」「来年も必ず来ますね」暖かい言葉とまぶしい笑顔に、また明日からの音がたくさんエネルギーを頂きました。次回は第16回。来年5月に又お会いできますように!




posted by Alligator Natsuko at 02:50| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

バースデイジャム御礼

年をとるのはぜんぜん嫌ではないんだけど、規定の寿命にちょっとずつ近づいてるのかと思うとそこはかとなく寂しかったりもして、不思議な気分。

今年もバースデイジャムに駆けつけてくださった皆様ほんとうにありがとうございます。
音楽が好きな人が集まって演奏したり笑ったり、飲んだり、食べたり、しゃべったりしている中にいるのがつくづく好きな私、天国にいるような気分でした。

PC070001.JPGご夫婦でボーカルとバンジョーを演奏してくださった白子さん、紅茶入りのパンとクロワッサンを焼いてきてくれた、ボーカル五介さん、去年に続き演奏に来てくれたピアノのナミちゃん&サックスのきょうた君、この日にあわせて猛練習してくれたNOMAペア、泣けるブルースハープを吹いてくれたコリンさん、クラリネットを取り出してびっくりさせてくれた増田さん、親方コゲイト氏(g) そして毎年のようににぎわせてくれるMacky,そしていそちゃん。
あやちゃん、たかちゃん、バースデイソングと手作りのバナー、めちゃうれしかったよん。


NOON(vo)ちゃん&ニューオリンズ在住のベーシストナラオカノリ君が来てくれたのにはびっくり。気軽に演奏してくれました。こういうの、ニューオリンズだ〜〜。うれしい〜〜。

最後の”Saints”の時にはみんな楽器を出してステージに上がってしまった後、残った客席であったかく声援を送ってくださったオーディエンスの皆様。感謝感謝、です。

またフルカワナツコを肴に、音楽の宴を開けるのを楽しみにしています。本当にありがとうございました!


posted by Alligator Natsuko at 13:19| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月20日

本日「かぐや姫ナイト」@月(船橋)でーす

http://www.geocities.jp/alligator_press/Image/flyer/101120_KaguyaNight.jpg

open 6:00pm Live time:7:00-10:30pm
Music Charge:3000yen
船橋無国籍料理 月
TEL:047-424-0706 
http://www.blues-tsuki.com/

夏の終わりから続いたフェスティバル三昧の締めくくり、ぜひ遊びに来てくださいね〜。


posted by Alligator Natsuko at 13:27| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月12日

新生 Soul Food Cafe Hubの夜は賑やか!

2日ほど前、ひらりんが無事韓国に着いたとの知らせが到着。よっしゃ、こっちもがんばるで!

というわけで昨日のハブはゲストドラム第一号 あらちゃんこと荒張正之氏を迎えました。

あらちゃんは私と同い年、聴いてきた音楽も重なるところがあり、気の置けないドラマーです。岡崎ジャズストリートに誘って久々に共演したけど、「筋の通ったキャラクター」は大いに客席を沸かせてました。スバラシイ。
表情や物腰はほんわかしてる感じなんだけど、空手とテニスが得意で握力は85キロ(背筋か!)
ドラムもバッキングのときは穏やか〜にビートを出しててくれるんだけど何かで「スイッチON」になるとすごいんだ、これが。隣でベース弾いてるジョーが笑っちゃうくらい。ひらりんもすごかったけど....

どんな感じ?と問われたらこの二人は「円谷プロ系ドラマー」。ひらりんは怪獣役。あらちゃんは正義の味方なんだけど、怪獣と戦うときに東京タワーとかなぎ倒しちゃうタイプ。

ドラマーって、ほんとに影のように気持ちよ〜〜くグルーブを作るか、ちょっと危ない一芸名人、のどっちかが面白いと思うのだけど、
いや〜〜、いるもんですね、後者。


第3ステージには日曜日の新宿トラッドで共演してくれる蓑宮くんが遊びに来てくれて1曲叩いてくれた。New Orleansに長く住んでいたみのくん、前出の二人が「ウルトラセブン」で対決している間、別チャンネルで時代劇に出ていそうなみのくん、ニューオリンズパレードビートを口笛を吹くように繰り出す、あらちゃんとの好対照なドラミングにお客さんも引き込まれてた様子。ドラマーの共演、って贅沢だもんなあ。SFCがまるで違うバンドになっちゃうあたり、ドラマーの存在感を改めて感じた瞬間でした。

あらちゃんは来年1・13、みのくんは今年12・9のハブに登場します。SFCの新しいリズム、ぜひ聞きに来てくださいね〜。

いつもどおりピリカラをお休みして有り余るエネルギーでますます豪快な由理ちゃんがゲストに来てくれて、菅野敦史(tp)くんといつもの海磯ナツトリオ、あれこれと組み合わせを変えながらこの冬を過ごして行こうと目論んでます。

明日からは新宿トラッドジャズフェス、お天気もよさそうだし、みんなで繰り出しましょう!!


posted by Alligator Natsuko at 18:16| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする